ラグビーW杯の公式ソング「World in Union」という歌があります。2019年ラグビーW杯でも「World in Union」が公式ソングとなっていますが、この2019年日本大会の公式テーマソングの担当歌手がいきものがかりの吉岡聖恵さんに決まりました。
今回は公式ソング「World in Union」について説明していきます。
ラグビーW杯公式ソング「World in Union」とは?
ラグビーW杯は1987年から始まり、4年に1回行われるラグビーの世界一を決める大会です。2019年に第9回大会が日本で開催が決定しており、アジアでは初のラグビーワールドカップ開催となります。
ラグビーW杯では公式テーマソングが存在します。それが「World in Union」です。原曲は作曲家ホルストが作ったオーケストラのための組曲『惑星』の中にある「木星」という曲の中の一部のメロディーとなっています。有名な曲なので、音楽の時代に聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
「World in Union」はこの「木星」のメロディーにオリジナルの歌詞をつけている楽曲となります。ラグビーW杯では1991年の第2回イングランド大会から「World in Union」が公式ソングとなっており、以降のW杯で必ず歌われる曲になります。
ラグビーW杯は世界3大スポーツイベントの1つ
ラグビーW杯は、ただのスポーツの世界大会の1つと思われがちです。しかし、世界3大スポーツイベントの一つと言われており、夏季オリンピック、サッカーW杯と並ぶ世界的な大会となります。2015年のラグビーW杯では世界中で40億人もの人がテレビ観戦をしたとされており、観客数も247万人と多くの人が集まる大会です。
そのため、公式ソングも世界中で流されるラグビーW杯では重要な歌という位置付けになります。
公式ソングの歌手とは?
このラグビーW杯公式ソング「World in Union」については第2回大会以降、毎回著名な歌手によって歌われることになっています。歴代の歌手は以下のようになっています。
大会 | 開催国 | 歌手 |
---|---|---|
1991年第2回 | イングランド | キリ・テ・カナワ |
1995年第3回 | 南アフリカ | レディスミス・ブラック・マンバーゾ PJパワーズ |
1999年第4回 | ウェールズ | シャーリー・バッシー ブリン・ターフェル |
2003年第5回 | オーストラリア | ユナイテッド・カラーズ・オブ・サウンド |
2007年第6回 | フランス | オール・スターズ |
2011年第7回 | ニュージーランド | ヘイリー・ウェステンラ |
2015年第8回 | イングランド | ローラ・ライト |
2019年第9回 | 日本 | 吉岡聖恵 |
「World in Union」は開会式で歌われる他、公式ソングとして大会を通じて利用されることになり、ラグビーW杯を象徴する曲となっています。公式ソングなので当然英語の曲となっています。
よくサッカーW杯やオリンピックなどでも公式ソングが歌われることがありますが、日本で耳にするのは「NHKオリンピック中継公式ソング」のようにテレビ曲の公式ソングがほとんどです。しかし、「World in Union」はラグビーW杯の公式ソングなので、テレビ局や国に関係なく、全世界中で使われる曲となります。
日本大会は吉岡聖恵さんが歌うことに
2019年ラグビーW杯日本大会はいきものがかりのボーカルである吉岡聖恵さんが歌うことになりました。吉岡聖恵さんが歌うオフィシャルソング「World in Union」は今後のラグビーW杯日本大会のプロモーションにて歌われる他、大会中のBGMや開会式などで歌うこととなります。
これらはもちろん日本国内だけでなく、大会中は海外にも配信されるので、大きな影響力のなる曲となっています。
早速プロモーションビデオでも吉岡聖恵さんが歌う「World in Union」が使われています。
動画はこちら↓↓↓
このようにラグビーW杯に関わるプロモーション、大会映像などで使われるので、大会期間中は何度も聞くことになるでしょう。
また、これらは世界中にそのまま配信されるので日本だけでなく、世界40億人もの人が吉岡聖恵さんが歌う公式ソングを聞くことになります。大きな影響がありそうですね。
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