2022年よりラグビートップリーグから新たなリーグに移行することになります。新リーグの構成などの概要が発表されているのでまとめておきます。
7/16(金)に新リーグの名称は「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に決まりました。詳細は下記をご覧ください。
2022ラグビー新リーグ概要
2022ラグビー新リーグは日本ラグビー協会の新リーグ法人準備室でそのフォーマットや形式などが検討されてきました。今回の新リーグのフォーマットに関しては以下の4つを柱として決定されています。
2.ホスト&ビジター形式の実施
3.わかりやすいフォーマット
4.一定期間固定化し、段階的発展
参加チームは25チーム→24チームに
ラグビー新リーグに参加するのは計25チームとなります。参加するチームは2021ラグビートップリーグ所属の16チームと、トップチャレンジリーグ所属の9チームとなります。
追記:2021年4月30日にコカ・コーラレッドスパークスが活動停止、新規参入取りやめを発表しましたので参加チームは24チームとなります。
※コカ・コーラレッドスパークスは新規参入取りやめを発表
今後増加の可能性あり
参加チームについては、2022年シーズンは24チームですが、今後増加する可能性もあります。
1部12チーム・2部7チーム・3部6チーム
新リーグは3部構成になります。1部はディビジョン1で全12チーム、2部はディビジョン2で全7チーム、3部はディビジョン3で全6チームとなります。試合形式は以下のようになります。
DIVISION1
1部リーグは全12チームが6チームずつ2つのカンファレンスに分かれて試合を行います。リーグ戦はカンファレンス内のホーム&ビジターで10試合、別カンファレンスとの交流戦で6試合、合計16試合を行います。
その後上位チームは海外のクラブチームとのクロスボーダーマッチに挑みます。なお、クロスボーダーマッチの詳細は決まっておらず、何チームがクロスボーダーマッチに進むかは現時点では未発表となっています。また、下位の4チームは1部2部入れ替え戦になり、ホーム&ビジターで2試合行い、1部残留or2部降格が決まります。
カンファレンス内(ホーム&ビジター)10試合
+
別カンファレンス(交流戦)6試合②上位チーム(チーム数未定)→クロスボーダーマッチ出場
下位チーム(4チーム)→1部2部入れ替え戦
DIVISION2
2部リーグは全7チームが総当たりでのリーグ戦をおこないます。ホーム&ビジターで各チーム12試合行い、順位を決定します。その順位に伴い、上位4チーム、下位3チームに分かれて、さらに総当たり戦を行います。上位チームは各チーム3試合、下位チームは2試合行います。
その後、上位4チームは1部リーグへの入れ替え戦へ、下位3チームは3部リーグとの入れ替え戦に挑みます。入れ替え戦はホーム&ビジターで2試合ずつ行います。
総当たり戦(ホーム&ビジター)12試合
+
上位リーグ総当たり戦3試合 or 下位リーグ総当たり戦2試合②上位4チーム→1部2部入れ替え戦
下位3チーム→2部3部入れ替え戦
DIVISION3
3部リーグは全6チームが総当たりでホーム&ビジターで10試合を行います。このリーグ戦で順位が決定されます。
上位の3チームが2部3部との入れ替え戦に挑みます。
①総当たりリーグ戦(ホーム&ビジター)10試合
②上位3チーム→2部3部入れ替え戦
2022年シーズンのDIVISIONの分け方
新リーグの初年度のDIVISIONについては2021年のトップリーグの順位と、事業運営能力を元に1部〜3部まで分けられます。事業運営能力には、ホームスタジアムの確保やファンクラブの人数やSNSのファンの人数なども含まれる予定です。
ただ、外部にもわかるような明確な数値基準などは公表されているわけではありません。
DIVISIONの分け方や新リーグの名称・理念などは2021年6月に発表される予定です。
追記:7/16(金)に公式発表がある見込みです。
またチーム分けについては報道関連で公表されています。(公式発表ではないのでご注意ください。)
新リーグの開幕・スケジュール
新リーグは2022年1月に開幕します。新リーグのシーズンは1月から5月までとなり、21週間がDIVISIONごとのリーグの期間になります。その後5月末からクロスボーダーマッチや入れ替え戦などのポストシーズンマッチを行います。
2022年以降について
新リーグは段階的にフォーマットをレビューする計画を立てています。最初の3年間である2022年〜2024年をフェーズ1とし、2025年〜2028年をフェーズ2、2029年〜2032年をフェーズ3として段階的に見直しなどをかける形にしています。
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