2017年の高校選抜ラグビー大会についてはこちらをご覧ください。
第17回全国高校選抜ラグビー大会が2016年3月30日(水)から埼玉県熊谷ラグビー場で開催されています。
春の選抜高校ラグビーは高校ラグビーの3つの大きな大会の1つであり、その年の高校ラグビー界でどこが強いのかをはかる重要な大会です。(春の選抜・夏の7人制・冬の花園が高校生の3つの全国大会)
今年も2019年W杯の会場でもある埼玉・熊谷ラグビー場で開催。予選リーグは3月30日から始まり、3月31日、4月1日、4月3日と各校3試合ずつ試合を行い、決勝トーナメント進出チームが決定しました。
日程・組み合わせなどまとめ版はこちらをどうぞ。
決勝トーナメント進出校は?
予選リーグ3試合の結果、すでに各グループ1位8校の決勝進出チームが決定しています。
下記にまとめておきます。
<決勝トーナメント進出高校>
グループ | 高校 | 都道府県 |
---|---|---|
グループA | 伏見工業 | 京都府 |
グループB | 東京 | 東京都 |
グループC | 桐蔭学園 | 神奈川県 |
グループD | 国学院栃木 | 栃木県 |
グループE | 東海大仰星 | 大阪府 |
グループF | 常翔学園 | 大阪府 |
グループG | 大阪桐蔭 | 大阪府 |
グループH | 東福岡 | 福岡県 |
予選プール結果
各予選プールの結果は以下の通りとなっています。
グループA
伏見工業 | 深谷 | 大分舞鶴 | 秋田工業 | |
---|---|---|---|---|
伏見工業 | \ | ○47-17 | ○76-14 | ○76-14 |
深谷 | ●17-47 | \ | ○33-29 | ●7-33 |
大分舞鶴 | ●14-76 | ●29-33 | \ | ●5-32 |
秋田工業 | ●31-76 | ○33-7 | ○32-5 | \ |
グループAからは伏見工業が3連勝で予選突破となりました。3試合ともトライを重ね、アタック力を見せつけた予選となりました。
グループB
東京 | 西陵 | 大産大附属 | 新潟工業 | |
---|---|---|---|---|
東京 | \ | ○41-13 | ○38-19 | ○55-10 |
西陵 | ●13-41 | \ | ○26-24 | ○19-15 |
大産大附属 | ●19-38 | ●24-26 | \ | ○47-17 |
新潟工業 | ●10-55 | ●15-19 | ●17-47 | \ |
混戦のグループBからは東京高校が決勝トーナメント進出となりました。初戦新潟工業戦、2戦目の大産大附属戦と連勝し、ともに2連勝だった西陵高校との対戦に。ここで見事勝利した東京高校が決勝トーナメント進出を決めました。
グループC
桐蔭学園 | 御所実業 | 長崎南山 | 日本航空石川 | |
---|---|---|---|---|
桐蔭学園 | \ | △31-31 | ○81-7 | ○39-20 |
御所実業 | △31-31 | \ | ○50-7 | ○31-19 |
長崎南山 | ●7-81 | ●7-50 | \ | ●8-33 |
日本航空石川 | ●20-39 | ●19-31 | ○33-8 | \ |
グループCからは桐蔭学園が決勝トーナメント進出を決めました。日本航空石川、長崎南山と倒し、ともに連勝していた御所実業との試合はリードを許す苦しい展開でした。が、最後の最後で同点に追いつき、引き分けに。2勝1分で桐蔭学園と御所実業が並びましたが得失点差で桐蔭学園が決勝進出となりました。
グループD
国学院栃木 | 土佐塾 | 佐賀工業 | 金足農業 | |
---|---|---|---|---|
国学院栃木 | \ | ○139-0 | △14-14 | ○115-7 |
土佐塾 | ●0-139 | \ | ●7-104 | ●12-31 |
佐賀工業 | △14-14 | ○104-7 | \ | ○124-0 |
金足農業 | ●7-115 | ○31-12 | ●0-124 | \ |
グループDも混戦に。国学院栃木と佐賀工業が初戦で大勝した後の直接対決で同点引き分け。ともに2勝1分で並びましたが、得失点差の関係で、国学院栃木が決勝トーナメント進出となりました。
グループE
東海大仰星 | 茗渓学園 | 尾道 | 朝明 | |
---|---|---|---|---|
東海大仰星 | \ | ○63-3 | ○26-17 | ○62-28 |
茗渓学園 | ●3-63 | \ | ●14-24 | ○26-17 |
尾道 | ●17-26 | ○24-14 | \ | ○55-15 |
朝明 | ●28-62 | ●17-26 | ●15-55 | \ |
グループEは東海大仰星が決勝トーナメント進出となりました。昨年度選抜高校ラグビー大会王者は尾道高校相手に苦戦したものの、3連勝で決勝トーナメント進出です。
グループF
常翔学園 | 札幌山の手 | 筑紫 | 慶応義塾 | |
---|---|---|---|---|
常翔学園 | \ | ○42-24 | ○50-21 | ○21-12 |
札幌山の手 | ●24-42 | \ | ○50-12 | ●5-64 |
筑紫 | ●21-50 | ●12-50 | \ | ●12-38 |
慶応義塾 | ●12-21 | ○64-5 | ○38-12 | \ |
グループFからは常翔学園が決勝トーナメント進出となりました。慶応義塾相手に苦しんだものの勝利すると、3連勝でグループFを勝ち抜けることになりました。
グループG
大阪桐蔭 | 東農大二 | 山口 | 盛岡工業 | |
---|---|---|---|---|
大阪桐蔭 | \ | ○66-7 | ○60-0 | ○45-10 |
東農大二 | ●66-7 | \ | ○74-10 | ○38-12 |
山口 | ●0-60 | ●10-74 | \ | ●17-45 |
盛岡工業 | ●10-45 | ●12-38 | ○45-17 | \ |
グループGからは大阪桐蔭が決勝トーナメント進出を決めました。3試合ともに快勝してこのグループから勝ち抜けを決めました。
グループH
東福岡 | 函館ラサール | 京都成章 | 仙台育英 | |
---|---|---|---|---|
東福岡 | \ | ○118-5 | ○45-10 | ○94-0 |
函館ラサール | ●5-118 | \ | ●0-74 | ●7-90 |
京都成章 | ●10-45 | ○74-0 | \ | ○51-10 |
仙台育英 | ●0-94 | ○90-7 | ●10-51 | \ |
グループHからは東福岡が決勝トーナメント進出を決めました。2戦目の強豪・京都成章にも快勝し、強さを見せつけて決勝トーナメント進出決定です。
決勝トーナメント組み合わせ
この結果、決勝トーナメント初戦の組み合わせは以下のようになりました。(試合は全て熊谷ラグビー場Aグラウンド:4月4日(月)開催)
対戦 | Kick off | |
---|---|---|
第1試合 | 大阪桐蔭(大阪)-東福岡(福岡) | 10:30 |
第2試合 | 東京(東京)-伏見工業(京都) | 11:45 |
第3試合 | 東海大仰星(大阪)-常翔学園(大阪) | 13:00 |
第4試合 | 桐蔭学園(神奈川)-国学院栃木(栃木) | 14:15 |
第1試合 大阪桐蔭-東福岡
第1試合は大阪桐蔭と東福岡の対戦です。昨年度も同じ準々決勝で対戦し、この際は、大阪桐蔭が勝利した試合。
下記も参考にどうぞ。
さらに冬の全国高校ラグビー大会でも準々決勝で対戦し、今度は東福岡が勝った試合となっています。
ともに強豪同士の対戦。東福岡のアタックを大阪桐蔭がどうおさえて試合を作っていくかが見どころとなりそうです。
第2試合 東京-伏見工業
第2試合は東京高校と伏見工業高校の対戦。東京高校は初出場ながらいきなりベスト8進出決定。対する伏見工業は力強いアタックで勝利を重ねてきました。
伏見工業の攻撃をいかに東京高校が防いで、敵陣で攻める時間を長くできるかが重要になってきそうです。
第3試合 東海大仰星-常翔学園
第3試合は東海大仰星と常翔学園の大阪勢同士の対戦となりました。この対戦は近畿大会準決勝でも同じカードがあり、東海大仰星が31-17で勝利した試合となりました。
常翔学園としてはこの試合でリベンジを果たしたい試合に。東海大仰星は、この試合にも勝って連勝記録を伸ばしていきたい試合になります。
第4試合 桐蔭学園-国学院栃木
第4試合は桐蔭学園と国学院栃木の対戦となりました。関東大会の決勝戦と同じカードになります。関東大会決勝では国学院栃木が24-19で桐蔭学園に勝利しました。
このベスト8での対戦で、国学院栃木が再度桐蔭学園を倒すのか、それとも桐蔭学園が関東大会の借りを返すのか、注目です。
まとめ
全国選抜高校ラグビー大会もいよいよ決勝トーナメントが始まります。ここからはノックおアウト方式の対戦となり、現時点での全国トップを決める試合が続きます。ハイレベルで面白い試合も続きますので楽しみですね。
コメント