こちらは2015/2016シーズンの情報です。
2017/2018シーズン開催の第97回全国高校ラグビー大会については下記を確認ください。
https://goto2019.com/highschoolrugby-2017/
2016/2017シーズン開催の第96回全国高校ラグビー大会については下記を確認ください。
https://goto2019.com/highschoolrugby-2016/
冬といえばラグビーの季節。トップリーグはじめ、各カテゴリーでラグビーの試合が増えてきています。そんな中、今年も正月の風物詩となっている第95回全国高校ラグビー大会が東大阪市花園ラグビー場で開催されます。
今年は95回の記念大会となっており、通常全国51校(47都道府県/北海道・東京は2校、大阪は3校)が参加しますが、今年は各地域から4校が選出され、全55校が参加となっています。
各ブロック別の展望と勝ち上がり予想はこちらを参考にどうぞ。
→https://goto2019.com/high-school-rugby-block-2015-16/
1回戦の結果と2回戦の対戦まとめはこちらから。
全国高校ラグビー日程
今年は55校が参加することや、兼ねてから特に終盤にかけての過密日程も指摘されていたため、日程がやや緩やかになっています。例年通り、開会式・1回戦は12月27日となっています。その後、2回戦12月30日・3回戦2016年1月1日・準々決勝2016年1月3日までは例年通りの日程での開催となりますが、準決勝が例年の1月5日から1月7日に変更されています。また、決勝については、祝日となる1月11日(月)の開催となっています。
第95回全国高校ラグビー大会の開催日程は以下もご覧ください。
日程 | |
---|---|
開会式 | 2015年12月27日(日) |
1回戦 | 2015年12月27日(日)・28日(月) |
2回戦 | 2015年12月30日(水) |
3回戦 | 2016年1月1日(金) |
準々決勝 | 2016年1月3日(日) |
準決勝 | 2016年1月7日(木) |
決勝 | 2016年1月11日(月・祝日) |
参加全55校
また、各都道府県でも予選が行われ、参加校が決定しています。今年は各都道府県から全51校が選ばれ、さらに、関東・近畿・中国・九州からそれぞれ1校ずつが選抜されて、全55校が参加となります。
全55校については下記をご覧ください。
都道府県 | 出場校 | 出場歴 |
---|---|---|
北海道 | ||
北北海道 | 遠軽 | 2年ぶり10度目 |
南北海道 | 函館ラサール | 初出場 |
東 北 | ||
青森 | 青森北 | 5年連続17度目 |
岩手 | 黒沢尻工 | 4年ぶり27度目 |
宮城 | 仙台育英 | 20年連続22度目 |
秋田 | 秋田中央 | 2年連続10度目 |
山形 | 山形南 | 初出場 |
福島 | 郡山北工 | 初出場 |
関東 | ||
茨城 | 茗渓学園 | 4年連続21度目 |
栃木 | 国学院栃木 | 16年連続21度目 |
群馬 | 明和県央 | 3年連続6度目 |
埼玉 | 深谷 | 2年連続8度目 |
千葉 | 流通経大柏 | 21年連続23度目 |
東京1 | 国学院久我山 | 2年連続40度目 |
東京2 | 東京朝鮮高 | 初出場 |
神奈川 | 桐蔭学園 | 2年ぶり14度目 |
山梨 | 日川 | 10年連続45度目 |
中部 | ||
長野 | 岡谷工 | 4年連続28度目 |
新潟 | 新潟工 | 12年連続40度目 |
富山 | 魚津工 | 35年ぶり2度目 |
石川 | 日本航空石川 | 11年連続11度目 |
福井 | 若狭 | 2年ぶり10度目 |
静岡 | 静岡聖光学院 | 2年連続4度目 |
愛知 | 春日丘 | 3年連続5度目 |
岐阜 | 関商工 | 5年連続36度目 |
三重 | 朝明 | 4年連続6度目 |
関西 | ||
滋賀 | 光泉 | 5年連続7度目 |
京都 | 伏見工 | 3年ぶり20度目 |
大阪1 | 東海大仰星 | 3年連続16度目 |
大阪2 | 大阪桐蔭 | 4年連続10度目 |
大阪3 | 常翔学園 | 3年ぶり34度目 |
兵庫 | 関西学院 | 4年ぶり6度目 |
奈良 | 天理 | 2年ぶり62度目 |
和歌山 | 和歌山工 | 3年ぶり21度目 |
中国 | ||
鳥取 | 倉吉北 | 3年連続3度目 |
島根 | 石見智翠館 | 25年連続25度目 |
岡山 | 津山工 | 2年連続24度目 |
広島 | 尾道 | 9年連続10度目 |
山口 | 萩商工 | 2年連続21度目 |
四国 | ||
香川 | 高松北 | 2年連続10度目 |
徳島 | つるぎ | 3年ぶり24度目 |
愛媛 | 北条 | 2年連続5度目 |
高知 | 土佐塾 | 4年連続15度目 |
九州 | ||
福岡 | 東福岡 | 16年連続26度目 |
佐賀 | 佐賀工 | 34年連続44度目 |
長崎 | 長崎北陽台 | 2年連続15度目 |
熊本 | 荒尾・岱志 | 2年連続8度目 |
大分 | 大分舞鶴 | 30年連続54度目 |
宮崎 | 高鍋 | 5年連続23度目 |
鹿児島 | 鹿児島実 | 2年連続16度目 |
沖縄 | コザ | 2年連続14度目 |
記念大会枠 | ||
関東(神奈川) | 東海大相模 | 25年ぶり8回目 |
近畿(京都) | 京都成章 | 2年連続8回目 |
中国(広島) | 広島工業 | 9年ぶり32回目 |
九州(福岡) | 筑紫 | 24年ぶり5回目 |
今年の最多出場校は、天理高校の62回出場です。天理高校は現在ちょうど100勝で、歴代2位の勝利数を誇っていますが、今年は101勝目を目指しての戦いとなります。連続出場では佐賀県代表の佐賀工業が34年連続の出場。佐賀工業は五郎丸選手の出身校でもあり、長年全国高校ラグビーを盛り上げてきた高校でもあります。
一方で初出場校は函館ラサール(南北海道)、山形南(山形)、郡山北工(福島)、東京朝鮮(東京第2)の4校になります。函館ラサールは全国大会常連の札幌山の手高校を倒して、初の出場です。ラグビーの場合、特定の高校が連続で出場するケースが多いので、初出場校が4校あるというのも良い傾向かと思います。
また、今年の記念大会枠の4校は、関東からは、神奈川大会準優勝の東海大相模が、近畿からは京都大会準優勝の京都成章が、中国からは広島大会準優勝の広島工業が、九州からは福岡大会準優勝の筑紫が出場となりました。
シード校10校
また、同時にシード校も発表されました。例年ではAシードとBシードが選ばれますが、今年は記念大会で参加校が増えたため、Aシード/Bシードの設定はなし。シード校として9校が選定されました。
都道府県 | 出場校 |
---|---|
栃木 | 國學院栃木 |
千葉 | 流経大柏 |
東京1 | 國學院久我山 |
神奈川 | 桐蔭学園 |
大阪1 | 東海大仰星 |
大阪2 | 大阪桐蔭 |
大阪3 | 常翔学園 |
島根 | 石見智翠館 |
福岡 | 東福岡 |
今回選出されなかった高校を見てみると、選抜ベスト8の春日丘(愛知)や京都から出場の京都成章、伏見工業の2校、天理(奈良)や関西学院(兵庫)、佐賀工業(佐賀)などがシード校から外れています。これらの高校はシード校ではないですが、それと同等の力を持っているので、ノーシードからの勝ち上がりも考えられそうです。
優勝候補は?
さて、では今年の優勝候補はどこでしょうか?筆頭はなんといっても、選抜・7人制と合わせて3冠がかかる東海大仰星でしょう。ここまで公式戦は負けなしできており、このまま1年間負けることなく終えることができるでしょうか。対抗は、大阪の残りの2校、大阪桐蔭と常翔学園、さらには昨年度の覇者・東福岡高校でしょう。このあたりの高校は打倒東海大仰星で臨んでくるものと思います。
東のシード校でいえば、選抜ベスト4の流経大柏、同じく選抜ベスト8の桐蔭学園が対抗馬としてあがってくるでしょう。
また、今年はシード校が全体として減ったため、ノーシードにも天理や春日丘など強豪校が多く揃っています。そのため、ノーシードから優勝という可能性も出てきそうです。
まとめ
今年の全国高校ラグビー大会は、例年より出場校も増え、また、日程も観戦に都合がよい日程に変更されています。日本代表の活躍もあり、ラグビーへの注目度もあがっていますし、例年より盛り上がる大会となりそうです。年末年始は是非花園ラグビー場にお越しください。
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