年末年始の風物詩と言える全国高校ラグビー大会。毎年、東大阪市花園ラグビー場で開催されます。2020年年末から2021年年始に開催される大会が、100回目となり記念大会となります。第100回全国高校ラグビー大会は例年とは異なり、64校の参加と発表されていました。が、新型コロナウィルスの関係で選抜高校ラグビー大会が中止となりました。その影響で第100会大会の出場校が63校に変更となりました。また、追加の参加校が決まった都道府県もありますので、上記をまとめておきます。
【従来】第100回全国高校ラグビー大会出場校選出方法(64校)
まずそもそも第100回大会の参加校算出方法がどうだったかをまとめます。
まず全国高校ラグビー大会は例年51校が参加します。この51校は例年と同様に選出されます。51校の割り振りは①47都道府県から各1校ずつ選出、②北海道・東京は2校、③大阪は3校)となります。
【従来】記念大会追加13校の選出方法
残りの13校については以下の決定方法となっていました。
①全国9ブロックで花園予選2位になったチームで予選を行い1チームずつ選出
②第21回全国選抜高校ラグビー大会の優勝校の都道府県に1チーム出場枠を追加
③第91回~第99回大会の出場校の多い都道府県3つに出場枠を追加
※全国9ブロックは北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州で選出。大阪・東京は2位チームが複数となるので事前に1チームに決めておく
※②、③で選ばられた出場枠が増えた都道府県は①のブロック予選に参加できない
上記のように追加されます。
まずは①各ブロック予選を行います。北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州の各ブロックで予選を行い追加9チームを決定します。これにより、花園予選で準優勝となった学校にもまだ花園出場のチャンスが残されることになります。
また、3月に熊谷ラグビー場で開催される全国高校選抜ラグビー大会の優勝校のいる都道府県に参加枠が追加されます。そのため、選抜高校ラグビー大会も今まで以上に重要な大会となります。
最後に③過去10年の全国高校ラグビー大会で出場校の多い都道府県上位3校に出場枠が与えられます。ただし、複数校が出場する北海道、東京、大阪は除きます。
また、②選抜優勝の都道府県で出場枠が増えた高校は①のブロック予選には不参加となります。また、③の出場校上位3つの都道府県もブロック予選に参加はできません。
そのため、北海道、東京、大阪を除く都道府県は最大で2校、北海道は3校、東京都は最大3校、大阪府は最大4校出場する可能性がありました。
参加校64校→63校に変更
今回、参加校が1校減少となり、63校となりました。新型コロナウィルスの影響で選抜高校ラグビー大会が中止となり、選抜優勝枠の1校を決定することができなくなったためです。そのため、参加校は従来の51校、各ブロックからの9校、過去の出場校が多い都道府県3校の63校となりました。
愛知・福岡・埼玉は花園出場校が3校に
また、同時に過去の出場校が多い都道府県3校が愛知県・福岡県・埼玉県と発表されました。このため、この3県は今大会は花園出場が2校に増加される形になります。
参加校63校の決定方法
・51校
従来の47都道府県から各1校ずつ選出、北海道・東京は2校、③大阪は3校による51校
・9校
①全国9ブロックで花園予選2位になったチームで予選を行い1チームずつ選出②第21回全国選抜高校ラグビー大会の優勝校の都道府県に1チーム出場枠を追加中止のため、選抜出場枠は無しに変更
・3校
③第91回~第99回大会の出場校の多い都道府県3つ(愛知県・福岡県・埼玉県)に出場枠を追加
※全国9ブロックは北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州で選出。大阪・東京は2位チームが複数となるので事前に1チームに決めておく
※愛知県・福岡県・埼玉県の3県は①のブロック予選に参加できない
上記のように追加されます。
コメント