第55回ラグビー大学選手権の結果速報と日程・出場校・組み合わせ・優勝候補

大学ラグビー
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大学ラグビー界の王者を決める戦いが大学選手権です。毎年、激戦が繰り広げられるのがこの大会。今年度(2018/2019年度)の大学選手権の日程と仕組みと結果になります。

対戦カード場所日時
決勝天理大 17-22 明治大秩父宮ラグビー場1/12(土)14:15

明治大が22年ぶり13度目の優勝となりました。

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これまでの試合結果

対戦カード場所日時
1回戦福岡工業大学 108-0 北海道大学福岡・ミクスタ11/24(土)11:30
2回戦福岡工業大学 55-40 朝日大学愛知・パロ瑞穂12/1(土)11:30
3回戦流通経済大 63-26 福岡工業大熊谷ラグビー場12/16(日)12:05
大東文化大 31-7 筑波大12/16(日)14:05
慶應義塾大 43-25 京都産業大キンチョウスタジアム12/16(日)12:05
立命館大 19-50 明治大12/16(日)14:05
準々決勝早稲田大 20-19 慶應義塾大秩父宮ラグビー場12/22(土)12:05
帝京大 45-0 流通経済大12/22(土)14:20
東海大 15-18 明治大キンチョウスタジアム12/22(土)12:05
天理大 30-17 大東文化大12/22(土)14:05
準決勝明治大 31-27 早稲田大秩父宮ラグビー場1/2(水)12:20
帝京大 7-29 天理大1/2(水)14:10
決勝天理大 17-22 明治大秩父宮ラグビー場1/12(土)14:15

 

 

ラグビー大学選手権大会とは

ラグビー大学選手権大会とは、今回で54回目を迎える、ラグビー大学日本一を決める大会です。1964年から始まり、その年の大学王者を決める大会です。

当時は4校でスタートした大会ですが、翌年に8校に拡大され、さらに1993年には16校でのトーナメント戦に変更されました。2003年には二次リーグが開催されたものの、2004年は従来のトーナメント形式に戻ります。

その後、2012年から予選リーグ方式に変更され、まずは1stステージで関西・関東以外のリーグからの勝ち上がりチーム1校を決定。その後2ndステージで16チームが4チームずつ予選を行い、各リーグ上位1チームがファイナルステージ進出。準決勝・決勝と続く形に変更されました。

2016年度はさらにフォーマットが変更になり、予選リーグが廃止になり、すべてトーナメント方式に変更。今年度も3年連続で同じトーナメント方式での大会となります。

第54回大会の出場枠は?

昨年から予選リーグがなくなり、すべてトーナメントでの大会となりました。また、参加校は14校となります。各大学リーグごとの出場校枠は以下となっています。

所属リーグ・地域出場校数
関東大学対抗戦3
関東大学リーグ戦3
関西大学Aリーグ3
東北・北海道代表1
東海・北陸・中国・四国代表1
九州代表1
前年度決勝戦出場チーム所属リーグ2
合計14

前年度の決勝戦進出チームは帝京大(前年度優勝)、明治大(前年度準優勝)なので、関東対抗戦に2枠が与えられます。つまり関東対抗戦は5校が出場できます

昨年度(第54回)と今年度(第55回)の出場校数の変更をまとめると以下となります。

所属リーグ・地域54回出場校数55回出場校数
関東大学対抗戦45
関東大学リーグ戦43
関西大学Aリーグ33
東北・北海道代表11
東海・北陸・中国・四国代表11
九州代表11
合計1414

今年は対抗戦の出場枠が5校に増加、関東大学リーグ戦の枠が3校に減少となりました。関東対抗戦は5位(相当)まで出場、関東リーグ戦、関西Aリーグは3位までが大学選手権に出場となります。

大学選手権の出場校

大学選手権出場校は以下の通りです。(11/25現在)

出場校出場歴シーズン成績
北海道大学初出場東北・北海道代表
福岡工業大学2大会ぶり26回目九州学生リーグⅠ部1位
朝日大学7大会連続7回目東海・北陸・中国・四国代表
帝京大学20大会連続26回目関東対抗戦1位
早稲田大学35大会連続52回目関東対抗戦2位
慶應義塾大学21大会連続36回目関東対抗戦3位
明治大学10大会連続47回目関東対抗戦4位
筑波大学3大会ぶり21回目関東対抗戦5位
東海大学14大会連続16回目関東リーグ戦1位
大東文化大学6大会連続26回目関東リーグ戦2位
流通経済大学11大会連続19回目関東リーグ戦3位
天理大学5大会連続27回目関西大学Aリーグ1位
立命館大学2大会連続19回目関西大学Aリーグ2位
京都産業大学6大会連続32回目関西大学Aリーグ3位

※北海道大学と福岡工業大学は1回戦から、朝日大学は2回戦から出場
※関東対抗戦の順位扱い
※帝京大、早稲田大、東海大、天理大は準々決勝から出場

大学選手権の日程は?

それでは今年度の大学選手権の日程を見ておきましょう。日程は以下となっています。

日程
1回戦11月24日(土)
2回戦12月1日(土)
3回戦12月16日(日)
準々決勝12月22日(土)
準決勝1月2日(水)
決勝1月12日(土)

1回戦は九州代表と東北・北海道代表の対戦の1試合のみ。2回戦は1回戦の勝者と東海・北陸・中国・四国代表が対戦します。関東・関西の各大学が出場するのは3回戦からです。

また、関東対抗戦の1位・2位、関東リーグ戦の1位、関西大学Aリーグの1位の計4チームはシード校となっており、準々決勝からの出場となります。

トーナメント表

3回戦以降のトーナメント表は以下の通りです。

1・2回戦

1・2回戦については、東海・北陸・中国・四国代表と東北・北海道代表の対戦とその勝者と九州代表が対戦します。1回戦は11/24(土)開催2回戦は12/1(土)の開催となります。詳細は以下となります。

対戦カード場所時間
1回戦福岡工業大学 108-0 北海道大学福岡・ミクスタ11:30
2回戦福岡工業大学 55-40 朝日大学愛知・パロマ瑞穂11:30

3回戦

3回戦は計4試合が行われます。3回戦は埼玉・熊谷ラグビー場と大阪・キンチョウスタジアムでの開催となります。全て12/16(日)の開催となります。

3回戦対戦カード場所時間
 ①流通経済大 63-26 福岡工業大熊谷ラグビー場12:05
 ②大東文化大 31-7 筑波大熊谷ラグビー場14:05
 ③慶應義塾大 43-25 京都産業大キンチョウスタジアム12:05
 ④立命館大 19-50 明治大キンチョウスタジアム14:05

準々決勝

準々決勝も計4試合が行われます。こちらは、東京・秩父宮ラグビー場とキンチョウスタジアムでの開催となります。準々決勝からシード校4校(帝京大、早稲田大、東海大、天理大)が登場します。全て12/22(土)の開催となります。

準々決勝対戦カード場所時間
早稲田大 20-19 慶應義塾大秩父宮ラグビー場12:05
帝京大 45-0 流通経済大秩父宮ラグビー場14:20
東海大 15-18 明治大キンチョウスタジアム12:05
天理大 30-17 大東文化大キンチョウスタジアム14:05

準決勝・決勝

準決勝・決勝は例年通り年明け2019年の開催となります。準決勝は毎年恒例の1月2日の開催、決勝は1月12日(土)の開催となります。どの試合も秩父宮ラグビー場での試合となります。

対戦カード対戦カード場所時間
準決勝明治大 31-27 早稲田大秩父宮ラグビー場12:20
帝京大 7-29 天理大秩父宮ラグビー場14:10
決勝天理大 17-22 明治大秩父宮ラグビー場14:15

 

優勝候補は?

ここ数年、大学選手権は9連覇している帝京大学がほぼ一強状態が続いており、今年も帝京大学が優勝候補であるのは間違いないでしょう。しかし、これまでとは異なり、今年は上位校に大きな差がなく、帝京大以外にも有力な大学が多数存在します。

まずは帝京大相手に春季大会、夏合宿、対抗戦と今シーズン3勝しているのが明治大学。昨年度準優勝校であり、伝統校の一つです。大学選手権の優勝は1996年から遠ざかっているので、今年は是非優勝したいでしょう。明治大は初戦が3回戦の立命館大戦、これに勝つと準々決勝で東海大と当たります。

続いてその明治大学に対抗戦で勝利し、対抗戦優勝(帝京大学と並んで優勝、大学選手権は対抗戦2位扱い)を決めた早稲田大学。今年から体制も変わって、春先はメンバーが揃わない時期もありましたが、夏から秋にかけて一気に調子をあげてきました。こちらも優勝は2008年まで遡ります。早稲田大はシード校なので準々決勝から登場。初戦は京都産業大と慶應大の勝者と対戦します。

対抗戦勢では慶應義塾大も良い仕上がりとなっています。帝京大と早稲田大には敗れたものの、明治大には勝利し、対抗戦は5勝2敗で大学選手権に進出。こちらは3回戦で京都産業大との対戦、勝てば次は対抗戦で負けた早稲田大との試合となります。

対抗戦勢に対し、関東リーグ戦のチームも仕上がってきました。リーグ戦の優勝校である東海大。今年は春からリーグ戦序盤も例年よりやや劣るかと見られていましたが、終盤にかけてメンバーも揃って、優勝のかかった大東文化大戦で勝利。リーグ戦優勝とここにきてよくなってきました。初戦は準々決勝から。立命館大と明治大の商社との対戦となります。

リーグ戦2位となったのが大東文化大。今年はリーグ戦でも優位なゲームが多かったですが、東海大に惜しくも敗れて2位で大学選手権出場となりました。それでも攻撃力はリーグでもトップクラスのチームとなります。初戦は3回戦で筑波大と対戦。勝つと関西リーグ優勝の天理大との対戦となります。

関西リーグ戦からは優勝した天理大が有力チームとなります。今年はリーグ戦でも他を寄せ付け図、圧倒して全勝優勝を果たしました。シード校なので初戦は準々決勝から。大東文化大と筑波大の勝者との対戦になります。

これらの大学を迎え撃つ形となるのが帝京大学。ここまで大学選手権9連覇を達成し、前人未到の10連覇を目指す大会となります。対抗戦優勝(同時優勝の早稲田大に直接対決で勝利したため、1位扱い)して今大会に挑みます。シードされているので初戦は準々決勝から。初戦は、流通経済大と福岡工業大の勝者との対戦となります。

今年はどこが優勝するかわからない大学選手権となっているだけに、優勝争いも楽しみな大会ですね。

大学選手権のチケット

大学選手権のチケットはすでに販売されています。価格は以下の通りです。

<熊谷ラグビー場、キンチョウスタジアム>

前売当日
中央自由席2,300円2,500円
中央自由席小中高1,000円-
自由席一般1,500円2,000円
自由席小中高500円800円

<秩父宮(準々決勝)>

席種前売当日
SS指定席3,800円4,000円
S指定席2,800円3,000円
S指定席小中高1,000円-
自由席一般1,500円2,000円
自由席小中高500円800円
車椅子エリア1,500円2,000円

<秩父宮(準決勝・決勝)>

席種JRFU優待前売当日
SS指定席(メイン)5,000円5,300円5,500円
S指定席(メイン)4,000円4,300円4,500円
S指定席小中高(メイン)2,000円2,000円-
A指定席(メイン)2,500円2,800円3,000円
A指定席小中高(メイン)1,000円1,000円-
B指定席(バック)2,500円2,800円3,000円
B指定席小中高(バック)1,000円1,000円-
自由席一般-1,500円2,000円
自由席小中高-500円800円
車椅子エリア-1,500円2,000円

また、3回戦以降は自由席回数券(5枚分)6,000円も販売されています。

大学選手権のチケットは以下をご覧ください。

(11/2更新)「第55回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」チケット概要|日本ラグビーフットボール協会
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