第53回ラグビー大学選手権大会の日程・組み合わせと仕組み

こちらは2016/2017シーズンの大学選手権の記事になります。
2017/2018シーズンについてはこちらをどうぞ。

今年もラグビーシーズン最盛期の時期になりました。各カテゴリーで熱戦が繰り広げられていますが、大学ラグビー界でもいよいよ今年度の王者を決める戦いが始まります。

それが大学選手権です。今年は昨年度からフォーマットが大きく変わることになりました。今年度の大学選手権の日程と仕組み・組み合わせを確認しておきましょう。

3回戦以降の対戦相手も決定しました。詳しくは下記も参考にどうぞ。

https://goto2019.com/colleage-rugby-53th-highlight/

ラグビー大学選手権大会とは

ラグビー大学選手権大会とは、今回で52回目を迎える、ラグビー大学日本一を決める大会です。1964年から始まり、その年の大学王者を決める大会です。

当時は4校でスタートした大会ですが、翌年に8校に拡大され、さらに1993年には16校でのトーナメント戦に変更されました。2003年には二次リーグが開催されたものの、2004年は従来のトーナメント形式に戻ります。

その後、2012年から予選リーグ方式に変更され、まずは1stステージで関西・関東以外のリーグからの勝ち上がりチーム1校を決定。その後2ndステージで16チームが4チームずつ予選を行い、各リーグ上位1チームがファイナルステージ進出。準決勝・決勝と続く形に変更されました。

今年度（2016/2017年開催）はさらにフォーマットが変更になります。

第53回大会の仕組みは？

今年度からの一番大きな変更は2点です。全試合トーナメント制に変更している点と出場校数の減少の2点になります。

昨年度までは予選リーグを開催していたのですが、これをなくし、2011年までの全てトーナメント制に変更になります。また、出場校数が昨年度までの18校から14校になり、2校減少となりました。

今年度の出場枠は？

14校に変更になった出場校枠は以下となっています。

前年度の決勝戦進出チームは帝京大（前年度優勝）、東海大（前年度準優勝）なので、関東対抗戦、関東リーグ戦に1枠ずつ枠が与えられます。つまり関東対抗戦、関東リーグ戦は4校が出場できます。

昨年度との出場校数の変更をまとめると以下となります。

出場校が変更となるのは関東対抗戦と関東リーグ戦がそれぞれ1校減少され出場枠が4に。関西大学Aリーグは2校減少されて3校となっています。

これまで対抗戦、リーグ戦はそれぞれ5位まで出場できていたのが4位までに、関西Aリーグに関しては5位までだったのが3位までしか出場できないことになりました。

トーナメント形式は？

今年度は予選プールがなくなり、すべてトーナメントになりました。

第53回全国大学ラグビー選手権大会組み合わせ

 

大学選手権の日程は？

それでは今年度の大学選手権の日程を見ておきましょう。日程は以下となっています。

1・2回戦については、九州代表と東北・北海道代表の対戦とその勝者と東海・北陸・中国・四国代表が対戦します。1回戦は11/27(日)開催、2回戦は12/3(土)の開催となります。詳細は以下となります。

3回戦

準決勝・決勝

準決勝・決勝は例年通り年明け2017年の開催となります。準決勝は毎年恒例の1月2日の開催、決勝は1月9日（月）の開催となります。どの試合も秩父宮ラグビー場での試合となります。

準決勝以降は例年通りの日程となりますが、準々決勝から約2週間空いて準決勝となります。また、優勝した大学はその後開催される日本選手権への出場が決まります。

まとめ

というわけで、今年の大学選手権の日程を確認しました。昨年までの予選グループがなくなり、すべてトーナメントとなったため、負けたらそこでシーズンが終わる大会となります。年明けのベスト4や優勝を狙う大学がひしめき合う大会です。今年はどんな戦いが繰り広げられるのか、楽しみに待ちましょう。