2019年3月22日、スーパーラグビーを統括するSANZAARが2021年シーズンからサンウルブズをスーパーラグビーから除外することを発表しました。
その全文が以下になります。
とりあえず上記の文を日本語に訳してみました。
日本語訳
SANZAARは、戦略的計画プロセスを介して過去18ヶ月間にわたり、Super Rugbyを大幅に見直した結果、今後のSuper Rugbyは14チームのラウンドロビン方式の競技形式にすると発表しました。
新たなフォーマットは、2021年に運用開始されます。日本のSunwolvesは、2020年シーズンの終わりに、既存の15チームのスーパーラグビー大会から脱退することになります。
SANZAARのCEO、Andy Marinosは、次のように述べています。
「競技形式を14チームのラウンドロビンに統合するという決定は、軽いものではないです。戦略計画に沿って、現在およびこれからのラグビーの展望、トーナメント費用、コマーシャルおよび放送における検討事項、そして選手の幸福に関する詳細な分析と徹底的な見直しを行いました。」
「競争の誠実さ、手頃な価格、競争の激しいプレー環境が、国際的なラグビーに根を生やし、最適な選手育成の道筋を確保するためのさらなる重要な原動力となります。」
「上記の分析を考慮し、14チームまたは15チームのラウンドフォーマットのレビューを検討しました。これらは、各チームが決勝戦に進む全てのチームと対戦するフォーマットを含め、私たちが求めていた基準に最も適していました。 」ともMarinosは述べました。
その結果、スーパーラグビーは、既存の5つのニュージーランドチーム、4つの南アフリカチーム、4つのオーストラリアチーム、および南アメリカからのジャガーズで構成されます。この合意されたフォーマットは、2021年から始まる次の枠内で進めることになるでしょう。
Marinos氏は、以下のように述べています。
「SANZAARは、3月上旬にJRFUから『我々はSunwolvesの2020年以降の参加に対して、財政的に引き受ける立場ではない』と勧告されました。サンウルブズの将来は、スーパーラグビーがナショナルチームの選手育成の最善策ではなくなったと判断したJRFUによって決断されるのです。
「しかし、日本とアジア太平洋地域はSANZAARにとって戦略的に重要なのは変わりありません。我々は、今回の見直しプロセスを通して行ってきたように、現在のチームおよび潜在的にある日本の新しいチームが参加できる真のプロリーグ構造を設立するため、JRFU、日本スーパーラグビー協会(JSRA)および他の関係者と協力していきます。」
「我々は、日本、太平洋諸島、南北アメリカ、香港を含むスーパーラグビーアジア太平洋地域でのリーグ構想を設立することについて、選択肢を提示しました。そのコンセプトは、上記の国々のパフォーマンスの高いプログラムをポテンシャルのある試合へと結び付けることを含んでいます。その目的は、ラグビーにおける国際カレンダーをめぐる現在と今後の両方の検討事項に合わせるために、競争力があり、持続可能な国際的な道筋を提供することです。」
「我々はJRFUの継続的な支援に感謝し、今後とも彼らと協力することを楽しみにしており、2019年と2020年のスーパーラグビーシーズンを通してサンウルブズを支援し続けます」とMarinosは付け加えました。
14チームのラウンドロビン形式では、現在の3つのカンファレンスシステムではなく、各チームがホームアンドアウェイでシーズンを戦うようになります。これは、レギュラーシーズンが、2週間のバイウィークを挟んで各チーム13試合であり、ホームとアウェイの試合の数が6〜7試合で2年間交代で変化します
また、レギュラーシーズン後、3週間のトップ6ファイナルシリーズにつながります。上位2チームはシードされ、1週間休みがあり、その他4チームはノックアウトラウンドに回ります。上位2チームはその勝者と準決勝の試合を行います。
ラグビーチャンピオンシップの今後の形式は後日発表される予定です。
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