この記事は2018年版です。2019年の第70回高校ラグビー近畿大会についてはこちらをご覧ください。
高校ラグビーの新しいシーズンが始まってきました。春は、3年生が卒業し、再度新しいチームが各校スタートします。春シーズンの最初の全国大会は埼玉県熊谷ラグビー場で開催される選抜高校ラグビー大会です。
その選抜高校ラグビー大会の予選が各地域で行われています。すでに終わっている地域もありますが、その近畿地区の予選である第69回高校ラグビー近畿大会が2018年3月11日(日)から大阪・東大阪市花園中央公園多目的球技広場(通称:花園第3グラウンド)と、鶴見緑地球技場にて開催されます。
追記:3/11(月)の1回戦8試合、3/19(月)の2回戦4試合、3/21(水)の4試合の結果はこちらを参考にしてください。
追記:3/21(水)に選抜高校ラグビー大会の組み合わせも決まりました。第19回全国選抜高校ラグビー大会についてはこちらを参考にしてください。
第69回近畿高校ラグビー大会
2018年で69回目を迎える近畿高校ラグビー大会。毎年、近畿地区の各都道府県で持ち回りで開催されますが、今年は大阪府での開催となり、会場は大阪・東大阪市花園中央公園多目的球技広場(通称:花園第3グラウンド)と、鶴見緑地球技場で行われます。
近畿からの選抜出場枠は全部で5校。この5校の枠を争う参加チームは全16校。この16校が、トーナメントで戦います。
近畿大会は地方大会の1つではありますが、全国的に見ても強豪校がひしめき合っている地域であり、この近畿大会を勝ち抜くのは簡単ではないです。また、近畿大会の優勝チームや上位校は選抜での優勝候補にもなり、全国からも注目を集める大会となっています。
日程
今年の近畿大会は3月11日(日)に開幕。1回戦8試合がまず11日(日)に開催されます。その後2回戦が3月19日(月)に行われ、この試合の勝者(ベスト4のチーム)は選抜高校ラグビー出場決定となります。
その後準決勝/第5代表決定トーナメントが3月21日(水・祝)に、決勝/シード校決定戦/第5代表決定戦が3月23日(金)に行われます。
日程 | 会場 | |
---|---|---|
1回戦(8試合) | 2018年3月11日(日) | 東大阪市花園中央公園多目的球技広場/鶴見緑地球技場 |
2回戦(4試合) | 2018年3月19日(月) | 鶴見緑地球技場 |
準決勝(2試合)/第5代表決定トーナメント(2試合) | 2018年3月21日(水) | 東大阪市花園中央公園多目的球技広場(花園第3グラウンド) |
決勝(1試合)/シード校決定戦(1試合)/第5代表決定戦 | 2018年3月23日(金) | 東大阪市花園中央公園多目的球技広場(花園第3グラウンド) |
参加校全16校
近畿大会には基本的に近畿6府県から上位2校ずつが出場します。ただし、大阪府のみは毎年4校出場となります。この14校に加えて、開催地は2校が2校プラスして出場となります。が、今回は大阪府が4校出場しているため、京都府と兵庫県からそれぞれ1校ずつ参加校が増えます。よって、兵庫と京都は3校が近畿大会出場となります。16校は以下の通りです。
奈良天理
府県 | 出場校 |
---|---|
大阪 | 東海大仰星 |
大阪桐蔭 | |
常翔学園 | |
大阪朝高 | |
京都 | 京都成章 |
同志社 | |
洛北 | |
兵庫 | 報徳学園 |
科学技術 | |
関西学院 | |
滋賀 | 八幡工業 |
光泉 | |
和歌山 | 近大和歌山 |
和歌山工業 | |
奈良 | 御所実業 |
天理 |
トーナメント表・組み合わせ
すでに16校のトーナメント表は決定しており、以下となっています。
※赤字部分は鶴見緑地競技場で開催。それ以外は花園第三グラウンドでの開催となります。
1回戦対戦表
トーナメント表でも確認できますが、1回戦の対戦を時間別にまとめておきます。
対戦 | Kick off | |
---|---|---|
鶴見緑地球技場 | ||
第1試合 | 報徳学園(兵庫)- 京都成章(京都) | 11:00 |
第2試合 | 近大和歌山(和歌山)- 科学技術(兵庫) | 12:20 |
第3試合 | 和歌山工業(和歌山)- 御所実業(奈良) | 13:40 |
第4試合 | 八幡工業(滋賀) - 関西学院(兵庫) | 15:00 |
東大阪市花園中央公園多目的球技広場(通称:花園第3グラウンド) | ||
第1試合 | 常翔学園(大阪) - 光泉(滋賀) | 12:00 |
第2試合 | 天理(奈良) - 大阪朝高(大阪) | 13:20 |
第3試合 | 東海大仰星(大阪)- 同志社(京都) | 14:40 |
第4試合 | 大阪桐蔭(大阪)- 洛北(京都) | 16:00 |
選抜大会への道
選抜への道
今年の選抜枠は5枠。まずはベスト4進出となり、選抜出場が確定する2回戦をいかに勝ち抜くかが重要になってくるでしょう。とはいえ、強豪校の多い近畿では1回戦から強豪校同士の対戦が組み込まれています。1回戦からどこが勝ち抜くかわからない試合が続く大会となりそうです。
1回戦から好カード続出
昨年度の近畿大会は京都成章と大阪桐蔭が同点で両校優勝となりました。
また、その京都成章は昨年花園ベスト8ですが、同じくベスト8となった報徳学園と対戦。いきなり花園ベスト8同士が対戦となり、1回戦でも屈指の好カードとなりました。
もう1つの1回戦注目カードは天理高校と大阪朝高の対戦。どちらも昨年度花園進出を逃したものの、今年は花園出場を目指す両チームが1回戦で当たりました。
2回戦以降はさらに好ゲームが続きます。特に2回戦は勝てば選抜出場確定、負けると選抜出場決定トーナメントに回ってしまうので、各チームともに大事な一戦になります。どのシードも好カード続出となるので楽しみな試合になりそうです。
優勝候補は?
今年の優勝候補ですが、まずは昨年度の花園優勝校の東海大仰星と準優勝校の大阪桐蔭の2校が中心になってくると思います。昨年度花園出場メンバーも残っており、この2校が中心になってくるでしょう。これに対抗するのは、京都成章と御所実業の2校と予想しています。
ただ、それ以外にも大阪勢残り2校(常翔学園・大阪朝高)やや京都成章と1回戦で当たる報徳学園、奈良・天理高校も1回戦を勝ち抜けばチャンスが出てくるでしょう。
特に後半は試合間隔が短くなるので連戦をうまく勝ち抜くことも大事になってくるかと思います。
まとめ
今年の高校ラグビー近畿大会が始まります。今年は大阪での開催となるのでいつも以上に多くの人が訪れる大会になりそうです。現時点での近畿各校の力関係を図れる大会となっていますので、皆さんも是非ご注目ください。
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