全国高校ラグビー大会2016/2017 組み合わせ各ブロック別展望

高校ラグビー
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いよいよ今年度も全国高校ラグビー大会が12月27日(火)から始まります。第96回全国高校ラグビー大会は今年も花園ラグビー場で開催。全国51校(47都道府県/北海道・東京は2校、大阪は3校)での大会となります。すでに今年の日程や組み合わせは決まっています。

<第96回全国高校ラグビー大会の日程>

日程
開会式2016年12月27日(火)
1回戦2016年12月27日(火)・28日(水)
2回戦2016年12月30日(金)
3回戦2017年1月1日(日)
準々決勝2017年1月3日(火)
準決勝2017年1月5日(木)
決勝2017年1月7日(土)

各出場チームはまず全8ブロックに分かれて1回戦・2回戦・3回戦を行い、ベスト8進出が決まります。ベスト8以降は再び抽選で対戦相手が決まるため、準々決勝や準決勝での対戦相手は現時点で分からない形になっています。なお、シード校(Aシード3校・Bシード3校)の13校は2回戦から登場となります。

その他、第96回大会の出場校やシード校、注目高校はこちらをご覧ください。
https://goto2019.com/highschoolrugby-2016/

また、今大会の1回戦の試合時間やグラウンドなどはこちらをご覧ください。
https://goto2019.com/high-school-rugby-2016-171st/

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各ブロック別展望

それでは8ブロックそれぞれからどの高校が勝ち抜けるか、展望を見ていきたいと思います。

ブロック1

まずは最初のブロックからです。トーナメント表は以下となります。

最初のブロックには、Aシードの桐蔭学園が入りました。このブロックは桐蔭学園が優勢となるものの、注目は流経大柏高校が同じブロックに入っていることでしょう。ノーシードではありますが、関東を代表する高校で、順当にいけばいきなり2回戦で桐蔭学園と流経大柏が対戦します。桐蔭学園が有利と思いますが、流経大柏がシード校撃破する可能性もあるでしょう。

もう1つの山は混戦が予想されます。1回戦・2回戦とも、どちらが勝つかわからない試合となるでしょう。

桐蔭学園が勝ち抜ける可能性が高いですが、流経大柏戦は2回戦でも中でも大注目のゲームとなりそうです。

ブロック2

続いて2つ目のブロックです。

このブロックはBシードの東海大仰星と深谷高校がいるブロックとなります。このブロックはその他にも全国から強豪校が揃うブロックとなりました。

ベスト8候補の一番手は春の選抜ベスト4で昨年度王者の東海大仰星でしょう。2回戦では光泉高校と日川高校の勝者と対戦となりますが、両校ともに実力校なので、2回戦も楽しみな一戦になりそうです。

また、もう一方の山を見ても、シード校深谷高校に対して、シード校でもおかしくない長崎北陽台高校と、こちらも実力校の札幌山の手高校の勝者が対戦します。こちらの山についてはどこが勝ち抜けてもおかしくない組み合わせとなっています。

東海大仰星が一歩抜け出しているブロックではありますが、それ以外も実力校が揃っているブロックだけにどの試合も接戦が期待できそうです。

ブロック3

続いて3つ目のブロックです。

このブロックはBシードの石見智翠館と秋田工業の2校がいるブロックとなります。昨年度はベスト4まで進んだ石見智翠館が引っ張るブロックですが、こちらも強豪校が揃っており、面白いブロックになりました。

石見智翠館はまず2回戦でつるぎ高校と東農大二高校の勝者と対戦します。つるぎ高校は四国の有力校で、東農大二高校は8年ぶりの出場も関東大会では強豪相手に実力を見せており、楽しみな対戦となります。

また、もう1つの山は秋田工業がシード校ですが、報徳学園も実力校であり、シード校撃破も十分考えられる山になっています。

石見智翠館が有力も、シード校秋田工業やノーシードの東農大二、報徳学園も大いにチャンスがあるブロックとなっています。

ブロック4

続いて4つ目のブロックです。

このブロックは京都成章と春日丘の2校がシード校になっています。このブロックの有力校は京都成章高校。京都予選で伏見工・京都工学院を破ってきており、花園でも上位進出が期待されています。2回戦で対するのは高鍋高校と旭川工業高校の勝者となります。

もうひとつの山は春日丘がシード校で2回戦から登場します。対するは若狭東と仙台育英の勝者ですが、こちらはシード校レベルの力がある仙台育英との対戦が予想されます。この2回戦はどちらが勝つか予想が難しい試合になりそうです。

京都成章が有力なブロックで、春日丘、仙台育英が対抗できるか、というブロックになるかと思います。

ブロック5

続いて5つ目のブロックとなります。

こちらのブロックはAシード校の御所実業が登場。御所実業がベスト8に近いチームではありますが、他の高校も注目校が多いブロックです。

御所実業は2回戦で尾道と関商工の勝者と対戦。特に尾道高校はシード校レベルの力があり、2回戦は興味深い一戦となります。もう1つの山は伝統校の大分舞鶴と実力校茗渓学園が1回戦から対戦となります。1回戦の中では屈指の好カードとなりそうです。

Aシードの御所実業が一歩リードも尾道高校や茗渓学園など有力校も入っており、楽しみなブロックとなっています。

ブロック6

続いて6つ目のブロックになります。

このブロックはBシードの2校、常翔学園と国学院栃木が入りました。どちらも選抜ベスト8に進んでおり、ベスト8以上を狙える2校が同じ組み合わせとなっています。

その他を見ても、佐賀工業や日本航空石川高校など、花園常連の強豪校も入っており、混戦が予想されるブロックになりました。佐賀工業、日本航空石川はまずそれぞれの初戦の黒沢尻工業戦、玉島高校戦に勝ってシード校に挑みたいですね。

大阪予選を圧倒して勝ち抜いた常翔学園がやや有利かという気もしますが、国学院栃木も実力十分であり、どちらがベスト8に進出するかわからないブロックとなっています。

ブロック7

続いて7つ目のブロックになります。

こちらのブロックはBシード校の大阪桐蔭と東京高校が入ったブロックとなっています。大阪桐蔭は選抜ベスト8、東京高校は選抜ベスト4とどちらも全国大会で実績を挙げているチームが2校入ったブロックとなりました。この2校の対戦は、FWに強さのある大阪桐蔭とバックス陣で快走していく東京高校となっており、どちらが勝ってもおかしくない対戦でしょう。

1回戦は九州学院-朝明と名護-岡谷工業の対戦となっています。まずは1回戦に勝利して、シード校との対戦に挑みたいところでしょう。

実力的には大阪桐蔭と東京高校が抜けており、この2校がどんな試合をするかが楽しみなブロックです。

ブロック8

続いては8つ目、最後のブロックになります。

このブロックはAシード校で3冠がかかっている東福岡高校のいるブロックです。全国的にも圧倒的な力を誇り、優勝候補筆頭にあげられる東福岡の勝ち抜けが濃厚なブロックになっています。1回戦は3試合、山口-富山第一、松山聖陵-山形中央、米子工-浜松工が組まれています。まずは各高校ともに1回戦を勝ち抜けるとともに、東福岡高校との対戦をしておきたいでしょう。

東福岡からすると、上位校との対戦はないので比較的楽なブロックに入ったと思いますが、しっかりと勝ち抜けて準々決勝以降にはずみをつけたいブロックとなっています。

まとめ

というわけで各ブロックごとに展望を見ていきました。ブロックによっては1回戦から好カードが組まれており、また、強豪校が揃っているブロックもあります。トーナメントで負けたら終わりとなる大会なので、各チームとも1戦1戦しっかりと戦って、まずは年越し、さらにはベスト8を目指して欲しいですね。

 

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