スーパーラグビーの日本チームである、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズのスーパーラグビー参戦の3試合目、オーストラリアのレベルズ戦が3月19日に行われます。日本国内での開催はこれが2試合目。ここまで2戦で2連敗という結果になっていますが、秩父宮ラグビー場で初勝利となるのでしょうか。
これまでの試合結果
2016年シーズンからスーパーラグビーに日本チームが参戦し、2月27日に秩父宮ラグビー場で歴史的な初戦となるライオンズ戦が行われました。2戦目は日本の準本拠地となるシンガポールでチーターズ戦が行われています。
この2試合の結果は以下の通りです。
対戦 | 日程・場所 | 結果 | |
---|---|---|---|
第1戦 | サンウルブズ 13-26 ライオンズ | 2/27 秩父宮 | Lose(勝ち点0) |
第2戦 | サンウルブズ 31-32 チーターズ | 3/12 シンガポール | Lose(勝ち点1) |
第3戦 | サンウルブズ - レベルズ | 3/19 秩父宮 | ? |
ここまで2試合は連敗となったものの、初戦ライオンズ戦はスーパーラグビーでも戦っていける手応えを掴んだ試合になったかと思います。また、第2戦は前半28-13とリードしながら後半に逆転負けとなる悔しい敗戦になりました。が、この試合で初の勝ち点1を得ることになりました。
第3戦はレベルズ戦となります。ここまで2試合は南アフリカのチーム相手でしたが、3戦目は初のオーストラリアのチームとの対戦です。ホーム秩父宮ラグビー場で初の勝利を期待しましょう。
サンウルブズvsレベルズ メンバー発表
その第三戦のレベルズ戦ですが、すでに試合出場メンバーが発表されています。
まずはサンウルブズのメンバーから見ていきましょう。
名前 | ||
---|---|---|
スターティングメンバー | ||
FW | 1 | 稲垣 啓太 |
2 | 堀江 翔太 | |
3 | 浅原 拓真 | |
4 | 大野 均 | |
5 | ティモシー・ボンド | |
6 | 細田 佳也 | |
7 | アンドリュー・デュルタロ | |
8 | エドワード・カーク | |
BK | 9 | 日和佐 篤 |
10 | トゥシ・ピシ | |
11 | パエア ミフィポセチ | |
12 | 田村 優 | |
13 | 立川 理道 | |
14 | 山田 章仁 | |
15 | リアン・フィルヨーン | |
リザーブ | ||
FW | 16 | 木津 武士 |
17 | 三上 正貴 | |
18 | 垣永 真之介 | |
19 | 真壁 伸弥 | |
20 | トーマス・レオナルディ | |
BK | 21 | 茂野 海人 |
22 | デレック・カーペンター | |
23 | 笹倉 康誉 |
スターティングメンバーはこれまで2試合変更なしでしたが、3戦目にして入れ替えがありました。3番PRに東芝の浅原選手が入り、6番FLにNECの細田選手、そして11番にNTTドコモのパエア選手が入っています。
また、リザーブには、レオナルディ選手が復帰。トップリーグ選抜との壮行試合でも活躍していたので、怪我から復帰して、これからどんどん活躍してもらいたいですね。
続いて、対戦相手のオーストラリア・レベルズのメンバーも見てみましょう。
名前 | ||
---|---|---|
スターティングメンバー | ||
FW | 1 | トビー・スミス |
2 | パット・リアファ | |
3 | ローリー・ウィークス | |
4 | ルーク・ジョーンズ | |
5 | ロペティ・ティマニ | |
6 | ジョーディー・リード | |
7 | ショーン・マクマホン | |
8 | アダム・トムソン | |
BK | 9 | ベン・ミーハン |
10 | ジャック・デブレツェニ | |
11 | トム・イングリッシュ | |
12 | ミッチ・インマン | |
13 | タマティ・エリソン | |
14 | ドム・シッパーレイ | |
15 | ジョナ・プラシッド | |
リザーブ | ||
FW | 16 | ジェームズ・ハンソン |
17 | クルーズ・アーナウ | |
18 | ジェイミー・ヘイガン | |
19 | サム・ジェフリーズ | |
20 | スコット・フグリストーラー | |
BK | 21 | ニック・スターゼイカー |
22 | ダニエル・ホーキンス | |
23 | シノネ・トゥイプロトゥ |
対戦するレベルズはここまで3戦で2勝1敗。前節ではレッズ相手に苦しみながらも25-23で勝利しています。残念ながら日本代表の松島幸太郎選手はメンバー入りしていませんが、NO8にはキヤノン所属のアダム・トムソン選手、CTBにはリコーでプレーしているタマティ・エリソン選手と日本でもおなじみの選手もいます。
若い選手も多く、サンウルブズからすると格上といっていい相手でしょう。
見どころは?
サンウルブズ第3戦の見どころはどこでしょうか。ここまでの2戦を見ていると、初戦ではセットプレーに安定感を欠いたサンウルブズでしたが、2戦目ではスクラムも改善してきています。また、アタックに関してはかなり通用する部分も多かったです。
それに対し、心配なのがフィットネスです。後半に入り、足が動かず、簡単に抜かれてしまう場面が目立ちました。第2戦がシンガポールという暑い地域での開催ということもあったかとは思いますが、後半の戦い方は課題になるかと思います。
後半で言えば、選手交代もポイントになりそうです。
チーターズ戦では、前半スクラム押されていたチーターズがメンバー交代で逆にプレッシャーをかけるようになりました。サンウルブズは逆に選手交代を有効に利用できなかったように感じています。選手層が厚いチームではないので、選手交代を有効に使うことは難しいかもしれないですが、今回は突破力のあるトーマス・レオナルディ選手やユーティリティープレーヤーである笹倉選手がリザーブにいますので、うまく選手を活用しながら後半も戦ってほしいと思います。
放送・当日券は?
なお、このサンウルブズ対レベルズの試合ですが、以下のような放送予定となっています。
対戦 | 時間 | |
---|---|---|
生中継 | Jsports1 | 13:05〜 |
生中継 | BS日テレ | 13:00〜 |
録画 | 日本テレビ | 26:25〜 |
生中継としてはJsports1とBS日テレの2つがあります。特にBS日テレは多くの人が見れると思いますので、是非ご覧ください。
また、まだチケットも発売中ということなので、当日券も発売されそうです。現地での観戦もオススメです。
初戦ライオンズ戦の様子はこちらも参考にどうぞ。
まとめ
いよいよ国内での第2戦目となるサンウルブズ。シンガポールでの試合も含めて3戦目になりますが、そろそろ初勝利がほしいところです。厳しい相手ではありますが、ここまでの試合を見ていると十分チャンスはあると思います。皆さんもサンウルブズを応援していきましょう!
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