ラグビー日本代表の2019W杯前のテストマッチまとめ

2019年9月20日にラグビーW杯が開幕します。ラグビーW杯の開幕戦は日本とロシアが対戦です。ベスト8進出を目指す日本代表にとって、開幕戦までの試合や練習、調整などはとても重要になってくるかと思います。

そこで今回はラグビー日本代表のラグビーワールドカップ前のテストマッチをまとめておきたいと思います。

ラグビー日本代表テストマッチ

2019年のテストマッチは全部で4試合となります。そのうち3試合が国内でのゲーム、1試合がアウェーでの試合となります。また、前半の3試合は、アジアやアメリカ、カナダなどの北米の国、さらにフィジー、トンガといったオセアニア地区のチームが対戦するパシフィックネーションズカップ(PNC)として行われます。後半の1試合はW杯前の国際試合（テストマッチ）として行われます。

対戦日程と対戦相手、会場などは以下の通りです。

※世界ランキングは7/24(水)現在のランキングです。

vsフィジー代表（PNC）

フィジー代表との試合は釜石でのゲームとなります。フィジー代表は世界ランキング9位。アイランダーらしいフィジカルを持ちつつも、オフロードを多用する攻撃的なチームです。愛ランダーの中でも日本代表が昔から苦手としているタイプのチームです。過去の対戦成績は17試合3勝14敗と大きく負け越している相手。直近では2011年7月13日のPNCで勝利して以来4連敗中の相手です。

このゲームは日本代表としては、昨年11月のテストマッチ以来久しぶりのゲームとなります。ここまでの強化合宿などからW杯に向けての本格的なテストマッチの最初となるので重要なゲームになります。

vsトンガ代表(PNC)

8月のナイターゲームとして、トンガ代表と花園ラグビー場で戦います。トンガ代表は世界ランキング13位。こちらもアイランダーであり、オフロードも多用しますが、フィジーに比べるとフィジカルの強さを前面に押し出してくることが多いチームです。日本代表の対戦成績は17試合8勝9敗とほぼ五分五分の相手。直近では2017年11月に勝利しているものの決して楽な相手ではないです。

W杯ではナイターゲームが多く、そのための事前テストの意味合いとフィジカルの強い相手にいかに戦うかがポイントになりそうです。

vsアメリカ代表（PNC）

アメリカ代表との試合はフィジーでのゲームとなります。W杯前の試合としては唯一の国外でのゲームになります。対戦するアメリカ代表は世界ランク15位。日本代表(11位)よりは下ですが、アスリート大国であるアメリカだけにフィジカルの強い選手も多く、安定した試合運びをしていきます。日本代表との対戦成績は23戦9勝13敗1分と負け越し。直近のゲームは前回W杯の時で、この時は日本代表が勝利しています。

7月から8月のゲームはこれで終わりでその後日本代表メンバーの選定に入ります。ここまでの試合で良いパフォーマンスを見せることがW杯メンバー入りに繋がるでしょう。

vs南アフリカ代表

W杯前最後のゲームが南アフリカ代表との試合です。こちらは金曜日にナイターで熊谷ラグビー場にて開催されます。対戦するアメリカ代表は世界ランク5位。過去W杯で2回優勝している強豪国で、フィジカルの強さは世界トップクラスと考えてよいでしょう。日本代表の対戦成績は1戦1勝。みなさんご存知の前回2015年W杯の際の対戦がこれまでの唯一の対戦となっています。

W杯前最後の日本代表のゲームとなります。大会でもフィジカルの強いチームとの試合が待ち受けているので、この試合で強豪相手にどこまで通用するか重要なゲームとなります。

日本代表メンバー

PNCについてはすでに日本代表メンバー31名が発表されています。メンバーは以下の通りです

ＦＷ（18名）

◎はキャプテン

BK(13名)