リオ五輪を目指せ!7人制ラグビー(セブンズ)アジア予選は11月7・8日開催

ラグビーワールドカップが終了し、国内最高峰のラグビーが見られるトップリーグの開幕も迫ってきました。トップリーグの開幕は11月13日(金)となります。

今年はワールドカップでの日本代表の活躍もあり、トップリーグにも多くのお客さんが訪れることが予想されており、ラグビーの盛り上がりも期待できそうです。

さて、そんな国内リーグが始まる前に、15人制ではなく7人制ラグビーで大事な大会が待ち構えています。それは7人制ラグビーのリオ五輪アジア予選です。

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そもそも7人制ラグビーって?

そもそもですが7人制ラグビーとは何でしょうか?

7人制ラグビーは15人制ラグビーと同じグラウンドを利用し、前後半7分ずつで行われるラグビーです。人数が少ない分、スペースが広くなるため、スピーディーで華麗なパスワークからのアタックが見られることや、自陣からでも一気にトライにつながる場面も多く見られます。15人制と違って、密集での人数も少なくなるため、見た目にも分かりやすい試合が多いのが7人制ラグビー(セブンズ)の特徴です。

その他の7人制の細かいルールやその魅力についてはこちら

7人制ラグビーって何?セブンズのルールと3つの魅力

オリンピック競技のセブンズ

そのセブンズですが、来年に開催されるリオデジャネイロ五輪からオリンピックの正式種目に採用されています。もちろん、その4年後の東京オリンピックでも競技として行われることが決定しています。

セブンズの場合、時間が短いので1日に複数の試合を行うことが可能です。さらに、疲労面からどうしても長期間にわたる日程となるワールドカップとは異なり、長くても3日で終了となるため、期間の短いオリンピック向きの競技なのです。また、男子だけではなく、女子も競技として採用されています。

ちなみにオリンピック以外では毎年ワールドシリーズを行っています。F1のように、世界各地で大会が開催され、その都度順位を競う大会を行い、そこでのポイントから年間順位を決定します。日本代表も男子は2014/15は全てのツアーに参加するコアチーム(全15チーム)に入っていましたが、残念ながらコアチームから外れることになりました。逆に女子はコアチームへの昇格が決まっています。
オリンピック出場数と予選

さて、そのオリンピック競技となるセブンズですが、オリンピックに出場できる国は全部で12カ国。その12カ国ですが、以下のように出場枠が決まります。

出場枠 出場国 備考
開催国枠 ブラジル
ワールドシリーズ上位4カ国 フィジー ワールドシリーズ1位
ワールドシリーズ上位4カ国 ニュージーランド ワールドシリーズ2位
ワールドシリーズ上位4カ国 南アフリカ ワールドシリーズ3位
ワールドシリーズ上位4カ国 イギリス ワールドシリーズ4位(イングランド)
オセアニア予選 ※11/14・15開催
アフリカ予選 ※11/14・15開催(男子)
ヨーロッパ予選 フランス
北米予選 アメリカ
南米予選 アルゼンチン
アジア予選
世界最終予選 ※アジアからは3カ国出場予定

先ほど書いたように、ワールドシリーズで上位4カ国に入ったチームには無条件で出場枠が与えられます。また開催国であるブラジルにも出場枠があります。それ以外は各大陸予選を勝ち抜いたチームに与えられ、最後の1枠は世界最終予選を行い、決定となります。

なお、オリンピックは国単位での出場となるため、ワールドシリーズではイングランドが4位でしたが、出場国はイギリスとなります。

日本はアジア予選で優勝するか、もし敗れた場合は世界最終予選で優勝する必要があります。

オリンピックアジア予選

その日本代表が出場するオリンピックアジア予選は、11月7日・8日に香港で開催されます。

ここで優勝しないと、世界最終予選にまわることになります。

7人制ラグビー・リオ五輪アジア予選メンバー(男子)

今回のアジア予選出場メンバー(男子)は以下の12名です。

名前 所属チーム 身長 体重 生年月日
FW 桑水流 裕策 コカ・コーラレッドスパークス 188 97 1985/10/23
FW トゥキリ ロテ ダウラアコ 北海道バーバリアンズ 188 98 1987/11/12
FW 大島 佐利 サントリーサンゴリアス 181 90 1988/1/1
FW レメキ ロマノ ラヴァ ホンダヒート 179 95 1989/1/20
FW 小澤 大 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 183 89 1989/5/8
FW 後藤 駿弥 ホンダヒート 189 95 1989/12/4
FW 彦坂 匡克 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 177 92 1991/1/18
BK 坂井 克行 豊田自動織機シャトルズ 172 88 1988/9/7
BK 羽野 一志 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 184 86 1991/6/21
BK 後藤 輝也 NECグリーンロケッツ 177 80 1991/12/18
BK 合谷 和弘 流通経済大学 170 77 1993/4/21
BK 藤田 慶和 早稲田大学 184 90 1993/9/8
BK 松井 千士 同志社大学 182 78 1994/11/11

キャプテンの桑水流(くわずる)選手を中心に前キャプテンの坂井選手やセブンズ日本代表のエース・レメキ選手を中心に、多くの選手がセブンズでの経験が豊富なメンバーとなっています。また先ほど15人制のワールドカップにも出場して、アメリカ戦ではトライもあげた藤田選手もメンバーに選ばれています。

※なお、オリンピックの場合、出場するには日本国籍が必要となります。15人制のラグビーとは代表選出基準が異なります。

日本代表の実力は?

さて、そんな日本代表ですが、果たして五輪出場を決めることは出来るのでしょうか?

前述もしましたが、日本代表はワールドシリーズに参加したものの、1年でコアチーム(15チーム)から落ちてしまう結果になりました。現状では世界15位前後というのが実力と考えていいかと思います。その一方で、昨年9月のアジア大会では金メダルをとっており、アジアではトップのレベルにあると言えます。

その一方で、7人制は15人制と異なり、アップセットが起こりやすい競技です。時間が短いことや、ボールキープしているチームが圧倒的に有利なことなどから、格下と思われているチームでも上位のチームを倒す試合が15人制に比べ、格段に多いです。そのため、アジアでトップといっても必ず優勝できるというわけではありません。

日本のライバル1番手となるのは、開催地でもある香港でしょう。ワールドシリーズの開催地でもあり、昔からセブンズに力を入れてきたチームです。順当にいけば決勝で対戦することになるかと思いますが、香港相手にしっかりと勝利し、リオ五輪出場を決めてほしいと思います。

7人制ラグビー・リオ五輪アジア予選メンバー(女子)

続いて女子のメンバーです。女子の試合出場メンバー12名は11月6日に発表とのことなので、今回は香港への遠征メンバーとなります。

名前 所属チーム 身長 体重 生年月日
兼松 由香 名古屋レディース 160 62 1982/6/17
竹内 亜弥 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA 167 68 1986/8/5
中村 知春 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA 162 64 1988/4/25
加藤 慶子 世田谷レディース 162 61 1988/8/7
鈴木 彩香 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA 168 64 1989/9/30
桑井 亜乃 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA 171 67 1989/10/20
山口 真理恵 Rugirl-7 159 58 1989/10/22
冨田 真紀子 世田谷レディース 170 68 1991/8/2
鈴木 実沙紀 東京フェニックスRC 163 63 1992/4/9
横尾 千里 東京フェニックスRC 164 59 1992/5/22
鈴木 陽子 立正大学ラグビー部 150 54 1993/6/23
大黒田 裕芽 立正大学ラグビー部 155 62 1994/7/6
小出 深冬 東京学芸大学ラグビー部 165 57 1995/12/21
清水 麻有 高崎ラグビークラブ 164 58 1998/1/19

女子の試合のライバルは中国が一番手になると思います。こちらは昨年のアジア大会では決勝で中国に敗れて準優勝となっています。また、やはり11/7,8の開催地である香港も侮れないチームかと思います。

なお、女子の試合は、11/7・8日の他に、11/28・29日にも開催されます。11/28,29日の開催は東京・秩父宮ラグビー場にて開催されますので、こちらも是非応援してください。

決勝は11/8(日)19時から地上波放送

さて、このアジア予選ですが男子の決勝は夜7時からTBS系列にて緊急放送が決定しました。日本代表が決勝進出した場合の放送ということですが、実力的には決勝進出はほぼ問題ないかと思います。

また、Jsportsでは11/8(日)の午後2:45から大会の様子を放送する予定になっています。

今週日曜日に男子はリオ五輪をかけた大事なアジア予選が行われます。多くの人が見ることが出来ると思いますので、是非7人制も応援してください。

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