ラグビーのルールはよくわからんと言われる理由とは?

さて、ラグビーW杯開幕まであと1か月を切ってきました。後わずかで、W杯が始まるので、ラグビー界ではにわかに盛り上がってきています。

放送スケジュールも発表されました。地上波でいえば日本テレビで日本戦を中心に放送されますし、BSではありますが、NHKでも放送が決定したようです。

日本テレビ ラグビーワールドカップ放送スケジュール

NHK ラグビーワールドカップ放送スケジュール

という感じで盛り上がりつつあるんですが、その一方で、再び「ラグビーのルールよくわからん問題」が浮上しつつあります。

ラグビーのルールよくわからん問題とは?

これは巷でよく言われる「ラグビーのルールがよくわからない」と言われる現象のことで、特にラグビーを経験したことがなく、ラグビーを見たことない人がラグビーのことについて問われると発する言葉です。

なお、似たような問題で、「ラグビーとアメフトって何が違うの?」問題もあります(笑)。

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ラグビーのルールって難しいの?

で、いきなり結論から申し上げるのですが、ラグビーのルールは難しいかと言われたら、「そんなに難しくない」というのが答えだと思います。めちゃめちゃ簡単とまでは言えなくてもそんなに難しいものでもないです。

そもそもラグビーはただの陣取りゲームであって、後は前に投げてはいけない、ボールを落としてはいけないくらいを覚えておけば、試合観戦には全く問題ないです。

→気になる方はこちらも参考に。

ラグビー観戦初心者が覚えておくべき最低限のルール4つ

ラグビーの反則って難しくないの?

もう1つ、ラグビーの反則って色々あってよくわからない、というのもよく言われます。確かにラグビーの場合、色々な反則があってそれを覚えるのは簡単ではありません。特にペナルティと言われる重い反則は色々とあるので中々理解しにくい面もあるかと思います。

ただ、いきなり色々な種類の反則を覚える必要はありません。例えば、サッカーでファウルの種類を言える人はどれくらいいるでしょうか。細かく見れば、ファイルといっても、キッキング・トリッピング・ファウルチャージなど分かれています。でもこれを覚えている人はほとんどいないでしょう。

ラグビーでも、ペナルティや反則を細かく覚える必要はありません。レフリーが笛を吹いたら何か反則やペナルティがあったんだな、くらいの認識でOKです。

またペナルティの場合、レフリーが腕を挙げた側がボールをリスタートできるので、何の反則かはわからなくても、腕を挙げた側が次攻めるんだなと思っておけば大丈夫です。

もう1つ付け加えると、反則って難しいと思うかもしれないですが、ほぼ英語そのまま(ex.ノットリリースザボール)なので、そんなんあったんだと思っておけば大丈夫です。

→こちらも参考にどうぞ。

ラグビーのルールはこんなにわかりやすい~反則編~

ラグビーはルールは難しくない。だけど・・・

というように、実はラグビーのルール自体はそこまでわかりにくいものではないです。もちろん100%理解しようとするのは大変ですが、少なくとも観戦に必要なレベルの理解でいいなら、だれでも理解できます。

でもなぜルールは難しくないのに、「ラグビーのルールよくわからん問題」が登場するのでしょうか。

これには2つほど理由があると思っています。

①反則の場面がよく見えない

ラグビーを見ていると感じますが、この、「反則がよく見えない」というのが一番大きな理由かと思います。ラグビーの反則やペナルティは接点とかブレイクダウンとか言われる、人が密集した場面で起こることが多いです。敵味方合わせて5~6人、場合によっては10人以上が集まって、ボール争奪する場面でペナルティが起こります。ラグビーの場合、体の大きな選手が多いので、その中で何が起きたかというのは、観客席から見ているとほぼわからないです。

慣れてくると、少しずつわかることも増えてきますが、特にラグビーを見慣れていない方にとっては何が起きたか全く見えないことも多いと思います。

この、「何が起きたか全く見えない」ことが「ラグビーはわかりにくい」につながっていると思います。これについては、ラグビー観戦に慣れても全くわからないことも多いです。

ラグビー観戦したことのない人は、ラグビー観戦している人は密集の場面でも何が起きたか理解しているんだろうなぁと思っているかもしれません。

が、ラグビーをよく見に行く人も正直今何があったの?というのはわかっていないことが多いです。レフリーがジャッジしたのを見て、「あぁ今はノットリリースザボールなのか」とか「ノットロールアウェイなのか」と理解します。

幸い、テレビで見る場合や、トップリーグの試合であれば、「今はオフサイドです。」とか「ノットリリースザボールです。」と解説があるので、「ふーん、そうだったんや。」と思っておけばそれでOKです。

 ②ラグビーというスポーツをやったことがない

こちらは経験値という意味でルールがわからないのではないか、という点です。ラグビースクールやラグビー部に所属していた人以外にラグビーをやったことがある人は少ないと思います。

男性であれば、小さい頃に野球とまではいかなくても野球っぽい遊びをしたことがある人は多いでしょう。その経験があるので、男性ならある程度野球のルールはわかるのではないでしょうか。(逆に女性の場合、やったことがないのでルールがわからない人も多そうですが。)

同じようにバスケットやバレーボールなんかも、本格的にはやっていなくても体育の時間や遊びの中で経験していきます。なのである程度ルールを理解している人が多いのではないでしょうか。でもラグビーの場合、本格的にやっていない人はほとんど経験せずに育ってきているのではないでしょうか。

人間やったことあるなら、なんとなくこんな感じというレベルのルールは把握できるかと思います。ただ、自分が経験していないものに対しては、傍観者の立場になってしまうのでルールが把握できないと感じています。

一方でこれに対しては、タグラグビーというものがあり、現在普及が進んでいます。

→タグラグビーオフィシャルサイト http://www.tagrugby-japan.jp/

タグラグビーの場合、ラグビーの基本的なルールはそのままに、タックルなど接触プレーを排除しているので、安全に楽しむことができます。こういったものに触れると、細かいルールまでは知らなくても、なんとなくのルールの理解は進むのではないでしょうか。

ラグビー選手人口という意味でも効果はあるかと思いますが、ラグビー観戦者という意味でもタグラグビーは大きな取組だと思います。

ではどうしたらいいの?

では、ラグビーのルールがわからん理由はわかったとしても、ラグビーのルールわからん問題はどうしたらいいの?というところに戻ってきます。

これについては、ルールは大した問題ではないということを広めるしかない気がします。スポーツをやるうえでルールを把握することはとても重要です。ルールを理解せずにそのスポーツをやるのは正しい行動をとることができない可能性もあるからです。

ただし、スポーツを見る上ではルールなんて重要じゃないんです。

そもそもスポーツを見るというのはルールを見に行くというよりは、そのスポーツが持つ迫力であったり、戦略であったり、ダイナミックな部分であったりを楽しむものです。野球でもサッカーでも、レベルの高い試合を見たいものですし、レベルの低い試合は見に行かなくなりがちです。

さらにいえば、競技場に行く楽しさであったり、応援の楽しさであったり、一緒に同じチームを応援する楽しさ・選手が育っていく楽しさ・スタジアムのイベントの楽しさなど、その周りの楽しさが重要になっていきます。観客はスポーツそのものもそうですが、そういった周りにある楽しさに惹かれていきます。

ラグビーについても、ルール以外の魅力を押し出していく必要があります。

人間は「ルールがわかる→面白そう」となるのではなく、「面白そう→ルールを覚えよう」とするものです。

自戒も込めつつ、これからはできる限りルールファーストではなく、魅力ファーストでラグビーの面白さを伝えていければと思います。

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