ラグビーのルールはこんなにわかりやすい~ポジションとその役割編~

以前にラグビーのルールはこんなにわかりやすいと題して、ラグビーの反則を紹介しました。

ラグビーのルールはこんなにわかりやすい~反則編~
よく「ラグビーはルールが難しい」と言われます。でも決してそんなことはないんだと個人的には思っています。 「物凄く簡単というわけではもちろんないですが、そん...

ラグビーのルールはわかりやすい運動第1弾の反則編。こちらに引き続き、久々に第二弾としてラグビーのルールはこんなにわかりやすいのポジション編にいきたいと思います。

ラグビーを知らない人にとっては、「なんかポジションがいっぱいあって覚えられないよ」という人も多いと思います。

でも実はそんな大変じゃないです。なのでしっかりと覚えていきましょう。

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最低限覚えたい超ざっくりポジション

そうは言っても、ゆっくり覚える時間ないし、手っ取り早く最低限知りたいという方は、まずこの2つだけ覚えてください。それがFW(フォワード)BK(バックス)です。ラグビーはそれぞれポジションがあるんですが、大きく分けるとFW8人とBK7人に分けられます。

FW8人

FWの特徴や役割は以下の通りです。

  • でかい!
  • 体張る!
  • 密集でよくぶつかる!
  • スクラムを組む!
  • ラインアウトする!
  • 結婚するならFW

ポイントはでかくて体を張っていく人たち、それがFWです。よく見かけるスクラムやラインアウトはFW同士が集まって行いますし、ラグビー特有のボールのあるところにぐちゃぐちゃっと人が集まる密集(ブレイクダウン)のところでもFWが近くに集まるようにするのが基本です。攻撃時でも守っているときでも、どちらもボールの近いところで体を張って、相手に体をぶつけていく、これがFWです。そのため、体がでかい方が有利となります。身長も高く、体重も思い人がFWとなります。また、優しくて力持ちの選手が多いので結婚するならFWの選手の方が良いと言われています笑。

BK7人

これに対して、BK(バックス)の7人は以下の特徴や役割があります。

  • FWに比べてスリム
  • 足早い
  • 駆け抜けてトライを奪っていく
  • パスうまい
  • キックを蹴る
  • もてる

まず、バックスはFWに対してスリムな体型の選手が多いです。国際的にはバックスも大型化しているので、FW並みの体格の選手もいますが、比較的小柄でシュッとした人が多めです。また、BKはFWとは異なり、攻撃時に密集から離れた位置でボールをもらいます。そこで相手ディフェンスを抜いてトライを奪うシーンが多めです。なので、足が早く、ステップなど踏める選手が多くなってきます。また、パスやキックなども多用するので、うまい選手が多くなります。そして最大の特徴が、BKの方が圧倒的にもてるということ(笑)。スリムでシュッとして華麗にトライを決めていくので、格好良さが際立ってくるからでしょう。

もちろん、各ポジションもありますが、最低限これを覚えておけばなんとかなると思います。

ポジション編

さて、いよいよ本題へ!各ポジションの説明に入ります。

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ラグビーのポジションは名前を覚えるのが大変と言われますが、コツを掴めば単純です。

まず最初に覚えておきたいのが、上記のピンクの縦のラインにある2・8・9・10・15の5つのポジションです。これらはグラウンドに1人しかいないポジションです。よく中央に書かれています。それに対して、1番と3番、4番と5番、6番と7番、12番と13番、11番と14番は左右対称になってます。なので、これはポジション名に右・左というのがつきます。左右対称にいると思ってもらえばOKです。(なお、実際に試合でこのように並ぶケースはあまりないです。あくまでポジションはこうなっていると覚えるのに利用してください。)

また、先ほどから番号を書いていますが、ラグビーは選手の背番号とポジションが同じなので、背番号で呼ぶ場合やポジション名で呼ぶ場合の両方があります。これもリンクして覚えておくとよいでしょう。

FW(フォワード)

ではFW8人のポジションから確認していきます。

分類 特徴
FW フロントロー 1 左PR(プロップ) スクラム最前線でぶつかりあうため、最重量の選手が多い。
2 HO(フッカー)
3 右PR(プロップ)
セカンドロー 4 左LO(ロック) ラインアウトの要。背が高く、仕事量の多さが要求されるポジション。
5 右LO(ロック)
サードロー 6 左FL(フランカー) 攻守に体力を必要とし、FWとしてのパワーとバックス並の走力も求められるポジション。
7 右FL(フランカー)
8 NO8(ナンバーエイト)

※サードローはバックローとも呼びます。

※1-5(フロントローとセカンドロー)までの選手をタイトファイブと呼ぶこともあります。

それでは個別に見てみましょう。

1.左PR(プロップ)

1番は左プロップです。左プロップは、スクラムの最前線の左側に位置します。1番はスクラムを組む際、右肩側だけで組む(左側は人がいない)のでルースヘッドプロップとも言われます。基本的には体重が重い選手が多いですが、3番に比べるとやや小さめな場合もあります。

プロップpropは支柱という意味で、スクラムを支える柱の左側だと思ってください。

2.HO(フッカー)

2番はフッカーです。フッカーはスクラム最前列の中心にいます。スクラムに入ったボールを後ろに蹴りだすのでhooking(フッキング)する人という意味でフッカーと呼ばれます。また、ラインアウトの際はボールを投げ入れるスローワーも行うことが普通なので、スローイングも重要になってきます。

3.右PR(プロップ)

3番は右プロップ。スクラム最前列の右側に位置します。スクラム最前列のフロントローの中でも、最も体重が重い選手が多いです。スクラム時に両肩に相手の圧力を受けるのでタイトヘッドプロップとも呼ばれます。1番とともにスクラムの支柱となって押し込む役目があります。

4.左LO(ロック)

4番は左ロックです。ロックはスクラム時には2列目から押し込む役割、ラインアウト時には、ジャンパーとしてボールを受け取る役割があります。そのため、高身長の選手が多いのも特徴です。また、接点に圧力をかけ続けたり、そこからボールをもらって突進したりなどきつい場面での仕事量も求めらるので、地味だけれどもロックがしっかり仕事をしているチームは強くなります。

5.右LO(ロック)

5番は右ロックです。ロックとはそもそもlockで鍵をかけるという意味です。スクラム時にしっかりとロックして押し込むことが大事です。なおロックで左右の違いでいえば、左の方がどちらかと言えば跳躍力や機動力が優れた選手、右ロックがガッシリしたパワーのある選手という違いがあります。

6.左FL(フランカー)

6番は左フランカーです。スクラムでは3番目の位置にいて、スクラム終わってから素早くサポートしたり、相手にタックルにいったりする必要があります。FWとしてのパワーはもちろん必要ですが、それに加え、攻撃時のサポートやボールを貰って自ら突破するなど攻守にパワーとスピード、さらに体力が必要とされるポジションです。

7.右FL(フランカー)

7番は右フランカーです。役割としては右フランカーと同じになります。なお近年は左右で分けるのではなくスクラム時に広いスペースを任される方をオープンサイドフランカー、狭いスペースを任される方をブラインドサイドフランカーとする分け方もあります。オープンサイドにはよりスピードがある選手、ブラインドサイドはパワーのある選手とすることが一般的です。

8.NO8(ナンバーエイト)

8番は文字通りNO8。スクラムからサイドをついてアタックしたり、自ら突破する力強さと機動力の両方が求められます。また、ハーフバックスとも近いのでゲームを組み立てる力も要求され、総合力もひつようとされるので、とてもやりがいのあるポジションであるとも言えるでしょう。

BK(バックス)

分類 特徴
BK ハーフバックス

(ハーフ団)

9 SH(スクラムハーフ) チームの攻撃の要。SHからボールを出し、SOがゲームを組み立てる。
10 SO(スタンドオフ)
スリークォーターバックス 11 右WTB(ウイング) チームの得点源。ウィングは足の速い選手が多い花形ポジション。センターは、攻守にキープレイヤーとなる選手が多い。
12 右CTB(センター)
13 左CTB(センター)
14 右WTB(ウイング)
フルバック 15 FB(フルバック) チームの最後の砦。ディフェンス時はラインの後ろでカバーを行い、カウンターを狙う。キック力も重要。

※SOはフライハーフとも呼びます。

では個別に見ていきましょう。

9.SH(スクラムハーフ)

9番はスクラムハーフです。SHはスクラムへのボールを投げ入れたり、ラックからボールを出したりするのが主な役目です。地面にあるボールを拾って投げることが多いので、ラグビーの中では背の小さな選手がすることが多いポジションです。素早い動きと、どこにボールを投げるかなど判断力も必要とされるポジションになります。

10.SO(スタンドオフ)

10番はスタンドオフです。SHから貰ったパスを受けてパスを出す、自ら仕掛けていく、キックを蹴るなど攻撃を組み立てていくのがSO。ラグビーの司令塔のポジションです。こちらも判断力が求められると同時にキック力や瞬発力など幅広い能力が求められます。

11.左WTB(ウィング)

11番は左ウィングです。攻撃時には一番左端にいることが多く、味方がつないだパスを受けてトライにつなげる瞬発力やステップなど華麗なステップワークも求められます。また、ディフェンス時にはフルバックと連携しながら抜かれた後ろをカバーする力も必要で攻守に重要な役割を持っています。

12.左CTB(センターバック)

12番は左センターバックです。こちらはインサイドセンターバックとも呼ばれ、SOと同様にパスやキックの力や判断力が必要とされます。また、ディフェンス時にも相手アタック陣がパスを受けて突破しようとするところにタックルに行くなど、攻守に存在感を見せるポジションとなっています。

13.右CTB(センターバック)

13番は右センターバックです。こちらはアウトサイドセンターバックとも呼ばれ、12番と比べると、より力強さが必要とされます。近年ではこのセンターバックは体格も求められるようになっており、国際的にはサイズの大きな選手が増えてきています。

14.右WTB(ウィング)

14番は右ウィングです。こちらも左ウィングと同様、スピード、瞬発力、ステップワークが必要とされます。こちらも左右で分けるのではなく、ブラインドサイドとオープンサイドに分かれることもあります。

15.FB(フルバック)

15番がフルバックです。フルバックはディフェンス時にはディフェンスラインに入るのではなく後方で相手キックに備えたり、味方ディフェンスが抜かれた際のフォローをしていきます。攻撃時には他のバックス同様に自ら突破することが求められ、スピード、キック力などが要求されます。

まとめ

以上、各ポジションを見ていきました。一見複雑ではありますが、まずはFWとBKに分かれていることを理解した上で、縦の5人と左右に分かれているポジションを理解していってもらえればと思います。

参考ですが、こちらはW杯後に発売されたムック本なので、初心者の方はまずこちらを読むとよいかと思います。


こちらはラグビーのルールが詳しく説明されているのと、少しラグビー観戦に慣れてきた方がさらに知識を増やしたり、ラグビーの戦術を理解するのにおススメです。

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コメント

  1. もも肉 より:

    BKの分類表、FBなども「スクラム最前線でぶつかりあうため、最重量の選手が多い。」とありますが、あってますか?

    • go to 2019 より:

      すみません、間違っていました。修正させていただきました。