大学ラグビー選手権セカンドステージ結果とファイナルステージの行方と展望

第52回ラグビー大学選手権のセカンドステージ第3戦が2015年12月27日(日)に開催されました。この日の試合は全8試合。プール戦もこの試合が最後となります。すでにファイナルステージ進出が決まっているグループもありますが、この日の試合で1月2日に開催の準決勝進出が決まるグループもありました。

大学選手権についてはこちらもご覧ください。

第52回ラグビー大学選手権大会の組み合わせと優勝予想

ラグビー大学選手権 第1戦の結果と2戦以降の各グループ展望

ラグビー大学選手権第2戦の結果と第3戦の行方

それではまずは第3戦の結果を見ていきましょう!

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大学選手権第3戦の結果

まずは第3戦の結果を見ていきます。全8試合をまとめました。

プール 対戦カード 場所
プールA 関西大○29-24●法政大 皇子山陸上競技場
プールA 帝京大○105-0●中央大 秩父宮ラグビー場
プールB 天理大○41-5●朝日大 パロマ瑞穂ラグビー場
プールB 東海大○48-15●早稲田大 江戸川陸上競技場
プールC 筑波大○64-7●慶応義塾大 秩父宮ラグビー場
プールC 同志社大●31-33○大東文化大 皇子山陸上競技場
プールD 明治大○48-12●立命館大 江戸川陸上競技場
プールD 流通経済大○35-17●京都産業大 パロマ瑞穂ラグビー場

各プールで白熱した試合が行われました。この結果、各プールの順位も決定しています。それでは各プールごとに順位や勝ち点などを見ていきたいと思います。

プールA

プールAはすでに帝京大がファイナルステージ進出決定となっていました。第3戦では中央大と対戦。前半からトライを量産し、105-0で中央大を圧倒しました。

またもう1試合の関西大と法政大は接戦に。関大が序盤からリードするも後半に法政が追い上げ、5点差に。そのまま最後まで攻める法政でしたが、残りわずかのラインアウトが確保できず、試合終了。関大が29-24で法政大を破り、大学選手権初勝利をあげました。
プールAの最終的な勝ち点は以下となりました。

順位 大学 勝ち点 得失点差
1位 帝京大 21 229
2位 中央大 8 -101
3位 法政大 7 -56
4位 関西大 6 -72

プールAは帝京大が勝ち抜け確実とされていましたが、結果も帝京大が他を圧倒した形になりました。帝京大としてはここはまだ通過点で、次のファイナルステージに向けて調整しているところでしょう。とはいえまずは7連覇に向けて次のステージ突破というところですね。

プールB

プールBも第2戦の段階で東海大が決勝進出を決めていたプールでした。第3戦は、東海大は早稲田大学と対戦。早稲田相手に東海大はこの日も前半からトライを量産し、大きくリード。早大は後半最後にトライを奪うものの、1勝2敗でセカンドステージを終えることになりました。

もう1試合は天理大と朝日大の対戦。こちらも前半から天理大が大きくリード。朝日大も1トライを返すものの、結果、天理大が勝利しました。
この結果プールBの勝ち点は以下となりました。

順位 大学 勝ち点 得失点差
1位 東海大 21 148
2位 天理大 13 -16
3位 早稲田大 7 22
4位 朝日大 0 -154

プールBからは東海大がファイナルステージへと進出しました。打倒帝京大の一番手とも言われる東海大。天理・早稲田と続く2試合も相手を寄せ付けずに見事勝利しました。FW・BKともに人材も揃っており、実力十分となっています。

プールC

プールCは大学選手権一番の激戦と言われてきたプール。初戦でいきなり筑波を破った大東文化大が、2戦目も慶應義塾に勝利。初戦で敗れた筑波は2戦目で同志社に勝利するも、勝ち点差で第3戦を前にファイナル進出は逃してしまいました。また、関西リーグを8年ぶりに制した同志社は初戦は慶應に勝利。2戦目は筑波に敗れたものの、最終戦で勝てば、ファイナルステージ進出となります。
3戦目、注目の同志社と大東文化の一戦は、先に大東文化が2トライをあげ、リードするも、同志社が前半のうちに2トライを返して同点で折り返すと、後半にラインアウトモールで2トライを奪うなどリードします。が、後半34分にWTBラトゥ選手がトライを奪って同点とし、コンバージョンも決めて31-33と大東文化が2点リードに。残り時間で同志社のアタックが続くもこれに耐えて、そのまま逃げ切り、大東文化が勝利して、ファイナルステージ進出を決めました。
もう1試合は筑波大が慶應義塾大を前半から圧倒。64-7で筑波大が勝利しました。
この結果、プールCの勝ち点は以下となっています。

順位 大学 勝ち点 得失点差
1位 大東文化大 18 37
2位 筑波大 13 62
3位 同志社大 11 12
4位 慶應義塾大 0 -111

プールCは大東文化大が実に1999年以来16年ぶりの準決勝進出となりました。アタックの力に関しては、大学勢の中でも素晴らしい力を持っており、選手権に入ってディフェンスでも我慢できる場面が増えてきたと思います。才能あふれる選手も多く、ファイナルステージでも台風の目となることができるでしょうか。

プールD

最後のプールDも第2戦ではファイナルステージ進出は決定していません。が、明治大が第3戦で勝ち点1を加えるか、敗れても流通経済大が大量リードでの勝利がなければならず、明治大の進出がほぼ確実視されていました。
第3戦では明治大は立命館と対戦。最初のトライは立命館大がとるものの、その後明治大がペースをつかむと、前半は22-7で明治大がリードし、後半早々に明治大がトライを奪い、準決勝進出を決めます。試合もその後トライを重ねて、48-12で明治大が勝利しました。
また、もう1試合は流経大と京産大の対戦。前半はともに1トライずつで7-5として、後半に入ると、流通経済大がトライを重ねていき、35-17で流経大が勝利をおさめました。
この結果、プールDの勝ち点は以下となっています。

順位 大学 勝ち点 得失点差
1位 明治大 20 113
2位 流通経済大 14 -12
3位 立命館大 7 -23
4位 京都産業大 0 -78

明治大は5年ぶりのファイナルステージ進出となりました。対抗戦でも帝京大にあと一歩まで迫る試合を見せており、大学選手権に入ってもその力を発揮しました。まずは準決勝を勝ち抜いて、1998年以来の決勝進出を目指すことになります。

ファイナルステージの行方

さて、ではファイナルステージの行方を考えてみたいと思います。ファイナルステージ・準決勝の組み合わせは以下となりました。

対戦カード 場所 キックオフ
明治大-東海大 秩父宮ラグビー場 12:20
帝京大-大東文化大 秩父宮ラグビー場 14:10

準決勝の展望

さてでは準決勝2試合はどうなるでしょうか。

明治-東海

まず1試合目は明治大と東海大の対戦です。

この試合に勝てば決勝進出が決まる試合。ほぼ差はないと思われる試合だけに、どちらが勝つかわからない試合となりそうです。どちらも強いFWを誇っており、それだけでなくBK展開も得意なチームになっています。

明治大は主将の中村選手(HO)、やNO.8松橋選手、バックスにもCTB梶村選手、SO堀米選手、FB田村選手など要となるポジションに良い選手が揃っています。また、例年、シーズン終盤に失速する年が続いていましたが、今年は選手権でも安定した戦いで、強さをキープしています。

対する東海大も強力FWを誇ると同時に快足バックスが揃っているチームです。日本代表PR渡邊選手や同じくPRの平野選手、NO.8アタアタ選手、BKにはSOとFBに野口兄弟、さらにWTBには石井選手、近藤選手と揃っています。

実力はほぼ互角なので、いかに得点チャンスを活かしていくか、セットプレーでの優位やエリア戦略などで差が出てきそうな試合です。

帝京-大東文化

第2試合は帝京大と大東文化大の一戦。

7連覇を目指す王者帝京大に大東文化大がいかに挑むのか、という試合になりそうです。

帝京大は、対抗戦で筑波大に敗れ、対学生相手の連勝はストップしたものの、選手権に入ってさらにギアを入れたように圧倒してファイナルステージ進出となりました。

帝京大は主将でHOの坂手選手、FLイラウア選手などに加え、SO松田選手、さらに両ウィングに竹山選手、尾崎選手と選手層も厚く揃っています。攻守に手を抜かない選手が多く、今年も優勝に一番近いチームで間違いないでしょう。

対する大東文化は爆発的な攻撃力が魅力なチーム。アマト・ファカタヴァ/タラウ・ファカタヴァの兄弟をはじめ、留学生に目が行きがちですが、突破力のあるLO長谷川選手や小山選手・川向選手のハーフ団がうまく組み立てる攻撃は帝京大相手にも得点を重ねる力を持っています。ディフェンス面では課題はあるものの、いかにアタックの時間を長くできるかがポイントになってくるでしょう。

最後に

大学選手権も残すところ、準決勝・決勝を残すのみとなりました。準決勝では4校が秩父宮で対戦となります。2戦とも注目の試合が続きます。NHKでの中継もありますので皆さん是非ご覧になってください。

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