関西セブンズフェスティバル2015~学生奮闘の2日間~

2015年4月11日~12日に関西セブンズが大阪・鶴見緑地ラグビー場で開催されました!

関西セブンズは、関西協会に属する、大学・クラブチーム・社会人チーム合計16チームが参加し、優勝を争う大会です。

初日は4チームごと4つのリーグに分かれて予選リーグが開催され、各グループ上位2チームが2日目の決勝トーナメント進出。2日目の決勝トーナメントは、初戦で勝ったチームは勝者トーナメントへ、負けたチームは敗者トーナメントに進出となります。

また、この関西セブンズの優勝チームは7月に東京・秩父宮ラグビー場で開催される「inゼリー ジャパンセブンズ」への出場が決まります。昨年度まではホンダヒートが2連覇を果たしていたこの大会。今年もホンダヒートを中心に、関西大学ラグビーAリーグに属する大学チーム・その他トップウェスト所属チーム、関西中心とするクラブチームが挑むこの大会。どこが今年の頂点に立つでしょうか。

関西セブンズフェスティバル

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出場チーム

関西セブンズ出場チームは下記の16チームです。

プール1

関西学院大学(関西大学Aリーグ)

大阪体育大学(関西大学Aリーグ※今シーズンBリーグに降格)

大阪府警察(トップウェストA)

芦屋クラブ(クラブチーム)

プール2

京都産業大学(関西大学Aリーグ)

近畿大学(関西大学Aリーグ)

Honda HEAT(トップウェストA※今シーズントップリーグに昇格)

岡山クラブ(クラブチーム)

プール3

同志社大学(関西大学Aリーグ)

摂南大学(関西大学Aリーグ)

JR西日本(トップウェストA)

名古屋クラブ(クラブチーム)

プール4

天理大学(関西大学Aリーグ)

立命館大学(関西大学Aリーグ)

中部電力(トップウェストA)

六甲クラブ(クラブチーム)

1日目

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初日は上記プールに分かれての対戦となりました。第1試合で関西学院大学が芦屋クラブを40-5で破ると、その後も大学勢が優勢。1巡目の試合は、学生vs社会人・クラブチームの対戦となりましたが、ホンダヒート以外は全て学生チームが勝利となりました。

波乱が起きたのは、第11試合、京都産業大-Honda HEATの試合。ホンダヒートは昨年まで2連覇中。今年ももちろん優勝候補筆頭となっています。初戦は近畿大を破り、この京産大と対戦しました。序盤はホンダが優勢で、先に2トライを奪い、このまま勝つかと思われましたが、前半最後にトライを奪い、7-12と折り返すと、後半に2トライを奪い、21-12で京産大が勝利となりました。

セブンズは15人制に比べ、波乱が起こりやすい大会ではありますが、トップリーグに復帰するホンダ相手に勝利した京産大の活躍が印象に残る1日目となりました。

京産大はこの後、近畿大と引き分け、2勝1分けで、プール2を1位通過。ホンダヒートは2勝1敗で2位通過となりました。

またトップウェストからは、昨年度の大会を大きく盛り上げていた大阪府警察も学生相手に接戦を繰り広げたものの今回は、予選で敗れる形に、なってしまいました。

決勝トーナメント進出チーム

プール1

1位 関西学院大学

2位 大阪体育大学

プール2

1位 京都産業大学

2位 Honda HEAT

プール3

1位 摂南大学

2位 同志社大学

プール4

1位 天理大学

2位 立命館大学

2日目

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2日目は決勝トーナメントとなります。初戦で勝てば、勝者トーナメントへ、負ければ敗者トーナメントとなります。

決勝トーナメント1回戦

初戦は関西学院大-立命館大戦からとなります。この対戦は関西学院大が、フィジカルの強さを武器に先制し、リードを広げていきます。最後に立命館が追い上げるも届かず、26-10で関西学院大が勝利しました。

続く京産大-同志社大。京産大が序盤から同志社ディフェンスを崩していき、またディフェンスも粘り強く、後半の追い上げをかわし、24-14で勝利。これで準決勝1試合目は、関西学院大-京産大の対戦となりました。

続く3試合目は摂南大-Honda HEAT。留学生3人を抱え、特に今年2年になるNZ出身のナイカブラ・ジョネ選手と強力なランナーを抱える摂南大学と、優勝候補Honda HEATの戦い。この試合、序盤から摂南大ペース。前半に2トライを奪うと、後半も2トライ。摂南大は留学生ばかり目が行きますが、その他の日本人選手がディフェンスで良いタックルを決める、ギャップをスピードで抜けるなど、全員が活躍。28-0とホンダを破り、準決勝進出となりました。

逆にHonda HEATはこの試合は良いところなく敗退。3連覇は達成できずという形になってしまいました。

4試合目は天理大-大阪体育大。この試合は天理大が前半から圧倒。特に接点での強さを見せ、ボールに絡む、あるいは乗り越えてターンオーバーするなど終始圧倒。結果38-7で勝利となり、準決勝進出となりました。

これで準決勝2試合目は摂南大-天理大の対戦です。

決勝トーナメント準決勝

準決勝1試合目は関西学院大-京都産業大の対戦。最初にトライを奪ったのは関西学院。このまま、波に乗っていくかと思いきや、徐々に京産大がディフェンスでの粘りを発揮し、流れを変えると、前半1トライ返して逆転。7-5と京産大リードで折り返すと、この2試合、そのスピードでトライを量産した松井匠選手が2トライを奪い、試合を決めます。結局26-12で京産大が勝利し、決勝進出しました。

もう1試合は摂南大-天理大。どちらも留学生を抱え、パワフルな選手が多いチーム。摂南大はHondaに勝利し、ここでも波に乗るかと思いきや、序盤から天理大に接点で圧倒され、中々ボールキープができない展開。逆に天理はキックパスからのトライを決めるなど、リードを広げていき、結局22-7で天理大が勝利。決勝進出を決めました。

これで決勝は京産大-天理大の対戦となりました。

決勝 京都産業大-天理大

決勝の序盤は天理大のペースで試合が始まりました。まず前半1分。天理大は大きく展開し、23番が走りきってトライ!5-0とすると、さらに前半3分、5分にもトライを奪う理想的な展開。ここまで見せた接点からボールを奪って、ボールポゼッションを増やし、トライを奪うことで17-0とリードします。

対する京産大も試合序盤は天理の圧力にやられていたものの前半最後に反撃。トライを奪い、ゴールも成功させ、17-7と追い上げて前半終了となります。

後半も先にトライを奪ったのは天理大。後半1分に天理がトライを奪い24-7とリードを広げます。が、ここから流れは京産大に。京産大は無理に攻めるのではなく、ゆっくりとボールキープしつつ、ディフェンスギャップができるのを待ち、そこを松井選手、坂本選手、森田選手の快速ランナーが一気に攻めるというスタイルで反撃。3分、6分とトライを奪い、5点差まで追い上げると、残り2分となったところで、後半3トライ目となるトライを奪い、同点。角度のあるところからのゴールも決めて、26-24と逆転に成功。

このまま試合終了し、見事京都産業大学が優勝となりました。

全体を振り返って

関西セブンズは京都産業大が優勝となりましたが、今年は大学勢の躍進が目立つ大会となりました。優勝した京産大は、組織、1対1での粘り強いディフェンスから松井・森田・坂本の快速選手がディフェンスを切り裂いていくという形で優勝しました。セブンズでは快速ランナーがいるということは15人制以上に武器になりますが、3人が揃うことで、ディフェンスの的も絞りにくくなった印象です。

特に松井選手はこの大会ではMVP級の活躍。昨年はそこまで大きな活躍はなかったですが、今回のセブンズでの活躍をきっかけに大きく羽ばたいていってほしいですね。

その他でも、天理大、摂南大の留学生率いるチームのパワフルなランやオフロードを使った攻撃なども魅力的で、今大会を大いに沸かせたと思います。決勝トーナメントは学生が7チーム。社会人勢から1チームとなったように、学生陣が大いに試合を盛り上げた大会となったと思います。

京産大OBの山下楽平選手や同志社大の松井千士選手のように、関西からセブンズ日本代表に選出された選手もいます。ここで活躍した選手達が、日本代表に選ばれるような選手へと成長してくれることを期待しています。

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