兵庫県高校ラグビー大会決勝2016 報徳学園-関西学院

2016年11月23日(水)、第96回全国高校ラグビー大会の兵庫県予選の決勝が神戸市・神戸総合運動公園陸上競技場で行われました。この決勝に勝利すれば、年末年始に花園ラグビー場で開催される全国高校ラグビー大会に出場となります。

今年の決勝戦の組み合わせは報徳学園と関西学院の対戦となりました。

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報徳学園-関西学院

今年で8年連続で同じカードとなった決勝戦。昨年度は関西学院が4年ぶりに勝利して花園出場を決めました。今年度は新人戦では19-7で報徳学園が、県民大会でも33-7で報徳学園が勝利しています。

この大会では報徳学園は3回戦からの登場。3回戦は加古川西高校相手に117-0、準々決勝は市立尼崎高校相手に75-3と快勝し、準決勝へ。準決勝でも甲南高校相手に57-10で勝利して決勝進出を決めました。

対する関西学院も3回戦から登場。初戦で灘高校相手に70-7で勝利、準々決勝では芦屋高校相手に苦しむも相手に得点許さずに12-0で勝利。準決勝でも科学技術高校に先制を許すも後半逆転して19-7で勝利しました。

今年もライバル校同士の対戦となった兵庫県の決勝。どんな試合になったでしょうか。

前半

前半は報徳学園のキックオフで試合開始です。

序盤は報徳学園が敵陣でプレーを続けます。関学がタッチに蹴り出したところからボールを継続して攻め込むもモールアンプレアブルで関学ボールのスクラムに変わります。関学はタッチ蹴り出して、再び報徳ボールのラインアウトに。ここでボール乱れるも関学がノックオン。その後スクラムから攻める報徳ですが、関学がラックでターンオーバー。すぐに裏にキックするもこれは流れてしまい、タッチインゴールとなり、再び報徳学園ボールのスクラムに変わります。このスクラムから報徳学園はフェーズ重ねてアタック。ただ、関学ディフェンスがしっかりと止めて、報徳のノックオンを誘い、さらに裏にキックもこれはダイレクトタッチに。ただ序盤は関学がしっかりと守る時間となります。

前半6分頃、報徳学園はその後ハイパントをけるもノックオンに。関学は自陣スクラムからゲインしていき、相手オフサイドからタッチに蹴り出して、今度は関学が敵陣入ります。関学はラインアウトキープして攻めるもラックで倒れこんでオーバーザトップのペナルティ。逆に報徳が敵陣入ってラインアウトとします。

報徳学園はこのラインアウトからフェーズ重ねて攻撃。6番が中央ゲインして敵陣22m内に入ると、すぐに左に展開。左サイド15番が抜け出して左サイドに先制トライ!報徳学園が先に得点を奪います。

前半10分 報徳学園 5-0 関西学院 報徳学園、トライ!ゴール失敗

ここからは徐々に関学が敵陣でプレーする時間が増えていきます。

前半13分、ラインアウトからボールつないでいき、裏にキック。敵陣22mまで戻すと、報徳学園がラインアウトからキック。ここからカウンターしかけるも、相手に止められ、ラック乗り越えられてペナルティ。ここは関学、得点にはつながりません。その後は報徳がラインアウトからハイパント蹴りこむもノックオンに。関学はスクラムからキックで返して、報徳ボールになるもノックオンで関学ボールのスクラムに。ここからブラインドサイドゲインしていき、敵陣入るもノックオンで報徳ボールに。

ただその後で関学はディフェンスでうまく絡んでノットリリースザボールを誘うとゴール前でラインアウトのチャンス。このラインアウトからモール作るも途中でちぎられて相手に絡まれてモールアンプレアブルとなり、ここは関学得点できません。

その後、相手キックから敵陣でフェーズ重ねるもスクイーズザボールでペナルティ。今度は報徳が敵陣に入ります。ただ、このボールを関学がスチールして、さらにオフサイドがあり再度関学が敵陣へ。ラインアウトからモール、さらにFWで攻め込むも関学はノックオンでチャンスを生かせず。前半も25分が過ぎます。

その後、関学は自陣からキック。報徳がキャッチもそこにプレッシャーかけていくもペナルティに。報徳は敵陣入ってボール継続して攻撃。関学にオフサイドがあり、ゴール前でラインアウトとします。前半ロスタイムに入り、ここからFW中心に近場をついて継続。中央で押し込んであとわずかに迫るも、オーバーザトップで報徳学園はチャンスで得点できず。

ここで前半終了となり、前半は報徳学園が5点リードで折り返します。

前半終了 報徳学園 5-0 関西学院

後半

後半は関西学院のキックオフでスタートです。後半、先に得点を奪ったのは報徳学園。相手のキックから15番がギャップできたところを抜け出して、さらに相手ディフェンスをステップでかわしてフォローした23番につないでトライ!ゴールも決まり、ノーホイッスルでトライを奪います。

後半1分 報徳学園 12-0 関西学院 報徳学園、トライ!ゴール成功

その後、関学は自陣からハイパント。これを報徳学園がキャッチしたところにタックルにいくも危険なタックルとなり、7番がシンビンに。報徳学園は1人多い状況で敵陣でのマイボールラインアウトから10番から後ろから走りこんだ14番にパス。ディフェンスライン抜け出してそのまま中央に飛び込んでトライ!後半開始早々に連続トライをあげます。

後半4分 報徳学園 19-0 関西学院 報徳学園、トライ!ゴール成功

さらにそのキックオフからは自陣からボールをつないで敵陣へ。最後は11番がディフェンスライン抜け出してステップで相手交わして15番につないで左中間にトライ!報徳学園が後半一気に畳みかけます。

後半6分 報徳学園 24-0 関西学院 報徳学園、トライ!ゴール失敗

その後は報徳学園が裏にキック。関学がタッチ蹴り出し、報徳ボールのラインアウトも関学がターンオーバー。関学は自陣からハイパントをけり、これを報徳学園がノックオン。関学は自陣でのスクラムからボール継続すると報徳学園にハイタックルがあり、敵陣でのラインアウトとします。関学はこのラインアウトからボールキープしてフェーズ重ねていくもノックオン。

逆に報徳学園は自陣でのスクラムからゲインしていき敵陣入ると、フェーズ重ねて攻撃。最後は左サイドでクイックハンズでつないでいき、抜け出すもラストパスがスローフォワードに。ここは報徳、トライにはつながりません。

後半15分過ぎ、報徳学園が自陣からハイパント蹴るもキックオフサイドとなり、関学が敵陣でマイボールラインアウトに。関西学院はボールキープして左に展開もラックで乗り越えられて報徳学園にターンオーバーを許し、継続できません。

その後、報徳は敵陣でボール継続するもノットリリースザボールで関学が再び敵陣へ。その後、ラックでプレッシャーかけられるもなんとかキープし、敵陣へキック。これを報徳学園がノックオンし、関学ボールのスクラムに変わります。

後半20分過ぎ、関学はスクラムからフェーズ重ねると相手ホールディングからクイックで再開。敵陣攻め込むもノックオンとなると、これを報徳学園は自陣でつないで左へ。11番が相手タックル外すとそのまま左サイドを走り切り、トライ!ゴールも決まり、報徳がさらに突き放します。

後半22分 報徳学園 31-0 関西学院 報徳学園、トライ!ゴール成功

その後、なんとか一本返したい関学はボールキープから2番が中央ゲインしてゴール前へ。ここからフェーズ重ねてFWでアタック継続していきます。時間をかけて最後押し込むもグラウンディングできず。ただ、関学ボールの5mスクラムから再開します。関学はスクラムからNO8が右サイドに持ち込んで右隅にトライ!ゴールは外れるも関学も取り返します。

後半28分 報徳学園 31-5 関西学院 関西学院、トライ!ゴール失敗

残り時間わずかとなり、関学は自陣からつなごうとするもオーバーザトップで報徳学園ボールに。報徳学園はタッチ蹴り出してラインアウトから攻撃。ラックからクロスして走りこんだ24番が相手タックル外してするすると抜け出してトライ!ゴールも決まります。

後半30分 報徳学園 38-5 関西学院 関西学院、トライ!ゴール成功

ロスタイムもラスト1プレーとなり、関学は敵陣でボール奪い、フェーズ重ねて攻め込みます。が、報徳学園がまたもラックでターンオーバーから今度は右サイドで24番が走り切ってトライ!ロスタイムにさらにトライを追加します。

後半32分 報徳学園 43-5 関西学院 関西学院、トライ!ゴール失敗

このコンバージョンをけり終えたところで試合終了のホイッスル。結果、報徳学園が完成学園に43-5で勝利し、花園出場を決めました。

試合終了 報徳学園 43-5 関西学院

試合を振り返って

この試合、序盤は静かな立ち上がりとなりました。ここまでの戦績から報徳学園が有利と思われていましたが、その報徳学園のFW陣での攻撃に対して、関学はディフェンスがしっかり前に出て止めることができ、ロースコアの前半となりました。関学は1トライを奪われたものの、前半最後も報徳があとわずかというところまで迫るもここを関学が守り切って5点差で折り返します。関学からすれば、敵陣に入った時間帯、モールでトライを奪いたかったところですが、悪くない前半だったと思います。一方、報徳学園からしても前半はまずFW中心にしっかり体を当てていくプランかと思いますし、風下ということを考えるとこちらもまずまずといったところでしょう。

試合が大きく動いたのは後半の開始すぐでした。ここまでもトライを量産している報徳バックス陣が決勝でも爆発。ギャップできたところを一気にゲインすることで後半1分にトライを奪うと、さらに4分、6分とバックス陣で取り切り、一気に流れを掴みました。関学も最後1本トライ返すものの、後半は相手に押し込まれる場面やラックでターンオーバーを許す場面も目立ち、関学としては苦しい戦いとなってしまいました。

逆に報徳学園としては、全国大会でも相手の足が止まったところをバックス陣でかき乱せば、上位進出も見えてくる内容だったかと思います。

最後に

これで報徳学園は2年ぶりの全国大会出場となります。兵庫県勢としてはここまで3年連続でベスト8に進出しています。今年の報徳学園もベスト8、さらにそれ以上を目指せるチームになっていると思いますので、花園でも是非一日でも長くプレーしてほしいですね。

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