兵庫県高校ラグビー大会決勝 関西学院vs報徳学園

2015年11月22日、兵庫県の三木総合防災公園陸上競技場で兵庫県高校ラグビー大会決勝戦が行われました。この試合に勝ったチームが兵庫代表として花園出場となります。

この日の決勝戦に進出したのは、関西学院高校と報徳学園高校の2校。兵庫を代表する2校が決勝戦で対戦することになりました。

スポンサーリンク
タグレンタル大

関西学院vs報徳学園

関西学院高校は今年は新人戦と春の県民大会で優勝しており、この試合に勝利すれば、4年ぶりの全国大会出場となります。対する報徳学園は3年連続で全国大会出場しているものの、今年は7人制を除くと、関西学院に公式戦で敗戦しており、この日はそのリベンジのための試合です。兵庫県の決勝は7年連続で同一カードとなりました。ライバル校同士の対戦で勝利するのはどちらの高校でしょうか。

前半

DSCN7273

前半は関西学院のキックオフで試合開始です。

キックオフからはまず互いにキックの応酬。報徳学園がタッチに出して、ハーフウェイライン付近で関学ボールラインアウトとなります。ラインアウトからフェーズ重ねて、前方へキック。ボールのバウンドが戻ってきて、報徳学園がキープするも、関学に乗り越えられてノットロールアウェイに。関学はインゴールまで10mほどの位置でのラインアウトとします。ラインアウトからモールを組むと、押し込んだところで、オフサイド。再び関学がゴール前でラインアウトとし、モール。さらにFWでインゴール目前に迫るも、ノットリリース。報徳が守り切ります。

その後報徳学園が自陣でのラインアウトからゲーム再開すると、まずはボール展開し、その後前方へキック。そこから関学がカウンターで攻めるも、ラックでプレッシャーを受け、関学にオフサイドのペナルティ。報徳が敵陣22mラインまで進み、マイボールラインアウトとします。ラインアウトからはFWでフェーズ重ねて敵陣でボールキープすると、報徳学園15番がドロップゴールを狙い、成功。報徳学園が3点を先制します。

関西学院0-3報徳学園 前半6分 報徳学園、DG成功

リスタートからは、報徳が自陣でボールキープ。するとラックで関学にオフサイドがあり、報徳がハーフウェイラインからやや敵陣に入ってラインアウトとします。が、このラインアウトはノットストレートに。関学ボールスクラムに変わります。関学はスクラムから展開。良いリズムでボール動かすもノックオン。ほぼハーフウェイラインで、報徳ボールスクラムに変わります。

前半10分頃、スクラムからボール出した報徳は敵陣へとキック。関学もボールキープし、蹴り返すと報徳がハイパント。これもキャッチした関学ですが、この後のキックがダイレクトタッチとなり、報徳学園が敵陣22mラインでマイボールラインアウトとなります。ラインアウトでボールキープした報徳は、フェーズ重ねて展開していきます。その中で、関学にオフサイドがあり、ゴール正面からショット選択。これを成功させ、報徳学園が点差を6点に広げます。

関西学院0-6報徳学園 前半13分 報徳学園、PG成功

リスタートからは再びキックで互いに探り合うと、関学が自陣から攻め込みます。自陣でつなぐと、ラックから右に展開し、敵陣に入るも、その後ノックオン。報徳ボールスクラムに変わります。スクラムからまずは展開し、その後敵陣にキックした報徳。関学もこのボールをタッチに出し、報徳が敵陣でのラインアウトから再開します。ラインアウトからはハイパントキックを報徳9番が蹴ると、関学がノックオン。報徳学園が敵陣25mほどでスクラムとなります。

スクラムから展開した報徳ですが、ラックからボール出たところでプレッシャーを受け、関学がボールを奪い返すと、モールを組んだ関学。これを報徳がコラプシングし、関学が敵陣に入ってマイボールラインアウトとしますが、このラインアウトはオーバーしてノックオン。ここはチャンスを活かせません。

後半20分も過ぎ、報徳は自陣スクラムからボール蹴り返すと、そこからキックの応酬。その後、関学が自陣から攻め、10番がショートパントキック蹴ると自らキャッチし、敵陣に入ります。関学はFWで攻め、報徳のノットロールアウェイを誘うと、一気に敵陣深くに蹴り出し、マイボールラインアウトとします。ラインアウトは乱れるも、関学がキープすると、FWで近場を攻め込み、最後は5番が相手タックルに倒れず、前進し、そのままトライ!ゴール成功し、関学が逆転に成功します。

関西学院7-6報徳学園 前半27分 関西学院、トライ!ゴール成功

その後のリスタートキックは直接タッチに出てしまい、関学がセンタースクラムに。スクラムから左サイドでゲインした関学。報徳学園にノットロールアウェイがあり、さらに敵陣にせまると、ラインアウトボールをキープし、フェーズ重ねます。すると、報徳学園にオフサイドがあり、関学はショットを選択。これをしっかりと決めて、関学が4点差に広げます。

関西学院10-6報徳学園 前半ロスタイム 関西学院、PG成功

その後のリスタートから関学がボールキープし、タッチに蹴り出して前半終了。前半は関学がリードし、終了となりました。

関西学院10-6報徳学園 前半終了

後半

DSCN7276

後半は報徳学園高校のキックオフでスタートです。

キックオフのボールは報徳がキープ。敵陣でフェーズ重ねて、展開していきます。右サイドに回してから、左サイドに展開するもこのパスがスローフォワード。関学ボールスクラムに変わると、スクラムからボール出してラック形成したところで報徳のノットロールアウェイ。関学が一気に敵陣に入り、22mライン上でラインアウト。このボールをキープすると、モール押し込み、その後FWで前進。残り5mまでせまるも、左へのパスをインターセプトしようとした報徳がノックオン。関学が敵陣でのスクラムから攻めるもこちらもノックオン。報徳ボールスクラムに変わります。

報徳学園はスクラムから蹴り出すも、タッチには出ず、関学が再び敵陣で攻めるも、FWがピックしようとしたところで、オブストラクションとなり、報徳が敵陣に入ります。報徳はラインアウトから再開し、ボール回してフェーズ重ねていくも、こちらもノックオン。関学ボールスクラムに変わり、キックで互いに陣地を取り合おうとします。最後は報徳学園がタッチに蹴り出しますが、関学はクイックスタート。その後再び、キック合戦となり、最後報徳がタッチへ。関学が敵陣でのラインアウトとなります。

後半10分過ぎ、ラインアウトからモール押し込み、前進した関学。その後展開し、フェーズ重ねて攻め込む関西学院。敵陣22mラインまで迫るも、関学に再びオブストラクションがあり、報徳が敵陣入ったところでのラインアウトに変わります。ここから展開した報徳に対し、関学がボール奪ったもののその後ノックオンとなり、報徳ボールスクラムに。報徳はスクラムから左に展開していくも、関学のプレッシャーに思わずノックオン。今度は関学ボールスクラムに変わります。

このスクラムからは互いにキックがあり、関学が自陣でキャッチしてから攻めるも、ラックでターンオーバー。報徳ボールに変わると、フェーズ重ねて攻めるも、大きくゲインできず、最後はラックでターンオーバー。関学がキックで敵陣に蹴りこみます。このボールを報徳が自陣からカウンターで攻めるも、再び蹴り合いに。最後報徳が自陣から蹴り出して、関学が敵陣でのラインアウトとなります。

後半20分過ぎ、関学は敵陣でのラインアウトをキープすると、まずモール組んでから再び敵陣にキック。ラックとなったところで、関学にハンドがあり、報徳学園がハーフウェイライン付近でマイボールラインアウトとします。が、このボールは関学が奪い、関学は再びキックで敵陣へ。報徳はタッチに蹴り出して、関学が敵陣でのラインアウトになります。ラインアウトからは展開していく関学。最後はキックで敵陣深くに蹴りこみます。対する報徳はこのボールを自陣からバックス陣で右サイドつないでいき、一気に敵陣へ。さらに左に展開していくと、関学にオフサイド。報徳は一気に敵陣深く、残り6mほどの位置でのラインアウトとします。

後半25分、後半初めてチャンスを作った報徳は、FWで近場をせめて、連続攻撃。インゴールに迫るも、ここはグラウンディングできず、報徳ボールの5mスクラムに変わります。このスクラムからは再びFWで攻める報徳学園。近場をFWで攻め込み、フェーズ重ねて、インゴール目前にせまり、押し込むも今回もグラウンディングできず。

再び報徳ボールの5mスクラムとなると、報徳がスクラムからNO8が持ち込むも、関学ディフェンスがボールにしっかりと絡んでノットリリースザボール。関学がタッチに蹴り出すと、まだ時間が残っており、関学ボールのラインアウトに。これを関学がしっかりとキープして、モール。そこからタッチに蹴り出すと、ここで試合終了。関学が最後守り切って、勝利しました。

関西学院10-6報徳学園 試合終了

試合を振り返って

この試合、試合前から接戦となることが予想されていましたが、実際に最後までわからない試合となりました。この試合でいえば、まず最初に関学が敵陣深く入ってチャンスを掴むものの、トライ狙いにいって奪えず、逆に報徳学園は敵陣に入ってDGで3点を奪っていったことで、序盤は報徳がうまく試合を進めたと思います。対する関学は前半残り少なくなってから、まずはFWでトライを奪い、逆転すると、前半最後には再び敵陣入ってPGを決めて、良い形で後半に入りました。後半入ると、両チームともに、チャンスを作ることは少なくなり、ほぼ22mからハーフウェイライン付近で一進一退の攻防を繰り返す時間帯が続きました。

その中でも後半20分過ぎからようやく自陣から一気にバックス陣の展開から相手陣へと進み、チャンスを作った報徳。ラスト5分でゴール前ラインアウトとすると、最後はFWで近場を攻め続けます。2度グラウンディングが確認できず、スクラムとなり、最後までトライを狙いに行くも報徳ディフェンスは崩れずにノットリリース。関学が勝利しました。

試合を通じて関西学院はキックでしっかりと敵陣でプレーすることを目指しており、特にリードしてからはそれがしっかりとできていました。また、FWにも力強さがあり、特にディフェンス面では、今年のチームを象徴するように最後まできれることなく、守り切った試合となりました。今年の関学はディフェンスが簡単にトライを許さず、しっかりと守り切れることが過去の大会でも見てとれましたが、この試合もディフェンスが崩れない関学を見ることができたと思います。

まとめ

この試合の結果、関西学院高校は4年ぶりの全国大会出場となります。今年は15人制では常に兵庫県のトップとして戦ってきました。花園でも是非上位進出を目指して頑張ってほしいと思います。

スポンサーリンク
タグレンタル大
タグレンタル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする