第52回ラグビー大学選手権大会の組み合わせと優勝予想

2015年12月6日、早明戦で明治大学が勝利しました。この試合で各大学のリーグ戦が全て終了したことになります。今後は、いよいよ大学日本一を決める大学選手権へと移っていく形になります。

2016-2017シーズン開催の第53回全国大学選手権大会についてはこちらをご覧ください。

第53回ラグビー大学選手権の組み合わせ・日程・見どころと優勝予想
今年もラグビー大学王者を決めるラグビー大学選手権が始まっています。今年度からは仕組みが変わってトーナメントでの大学選手権となりました。すでに大学選手権は始まって...

追記:大学選手権についてはこちらも参考にどうぞ。

ラグビー大学選手権 第1戦の結果と2戦以降の各グループ展望

ラグビー大学選手権第2戦の結果と第3戦の行方

大学選手権決勝の見どころと展望〜帝京大vs東海大

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ラグビー大学選手権大会とは

ラグビー大学選手権大会とは、今回で52回目を迎える、ラグビー大学日本一を決める大会です。1964年から始まり、その年の大学王者を決める大会です。

当時は4校でスタートした大会ですが、翌年に8校に拡大され、さらに1993年には16校でのトーナメント戦に変更されました。2003年には二次リーグが開催されたものの、2004年は従来のトーナメント形式に戻ります。

その後、2012年から予選リーグ方式に変更され、まずは1stステージで関西・関東以外のリーグからの勝ち上がりチーム1校を決定。その後2ndステージで16チームが4チームずつ予選を行い、各リーグ上位1チームがファイナルステージ進出。準決勝・決勝と続く形になっています。

今年も2ndステージは全16チームで争う形となりました。2ndステージに進むのは以下となります。

  • 関東対抗戦5チーム(5位以内のチーム)
  • 関東リーグ戦4チーム(4位以内のチーム)
  • 関西リーグ戦5チーム(5位以内のチーム)
  • 関東代表(関東リーグ戦5位)・九州代表・北海道、東北代表1チーム(1stステージ)
  • 東海北陸・中国四国代表1チーム

関東代表(関東リーグ戦5位)と九州代表、北海道・東北代表の3チームはリーグ戦で対戦します。これが1stステージとなっており、勝者が2ndステージに進出することになります。

第52回大学選手権大会出場校

今回の2ndステージ出場校もすでに決定しています。出場校は以下の通りです。

出場校 出場歴 シーズン成績
帝京大学 17大会連続23回目 関東対抗戦1位
明治大学 7大会連続44回目 関東対抗戦2位
筑波大学 9大会連続20回目 関東対抗戦3位
早稲田大学 32大会連続49回目 関東対抗戦4位
慶應義塾大学 18大会連続33回目 関東対抗戦5位
東海大学 11大会連続13回目 関東大学リーグ戦1位
流通経済大学 8大会連続16回目 関東大学リーグ戦2位
中央大学 3大会連続16回目 関東大学リーグ戦3位
大東文化大学 3大会連続23回目 関東大学リーグ戦4位
法政大学 2大会連続31回目 関東大学リーグ戦5位(1stステージ1位)
同志社大学 3大会連続49回目 関西大学リーグ1位
天理大学 2大会連続24回目 関西大学リーグ2位
立命館大学 5大会連続17回目 関西大学リーグ3位
関西大学 47大会ぶり5回目 関西大学リーグ4位
京都産業大学 3大会連続29回目 関西大学リーグ5位
朝日大学 4大会連続4回目 東海北陸・中国四国代表

2ndステージプール分け

なお、各チームの2ndステージのプール分けも決まっています。全4プールの組み合わせは以下の通りです。

プールA プールB プールC プールD
帝京大学 東海大学 同志社大学 明治大学
中央大学 天理大学 筑波大学 流通経済大学
関西大学 早稲田大学 大東文化大学 立命館大学
法政大学 朝日大学 慶應義塾大学 京都産業大学

なお、プール戦は勝ち点制で試合が行われます。勝ち点はW杯やトップリーグと異なり、勝ち=5点、引き分け=2点、敗戦=0点となります。また、こちらはW杯・トップリーグと同じく、7点差以内の敗戦にボーナスポイント1点、4トライ以上でボーナスポイント1点が加算されます。

また、2ndステージからはアドバンテージポイントも加算されます。各地域リーグ戦の1位に3点、2位=2点、3位=1点があらかじめ加算された状態となります。

各プールの展望

それでは注目の各プールの勝ち抜け予想を見ていきたいと思います。

プールA

プールAは帝京大学・中央大学・関西大学・法政大学の4チームのプールです。このプールは大会7連覇を目指す王者・帝京大学が抜きんでており、帝京大が勝ち抜けることがほぼ確実と予想されます。

先日、筑波大学に敗れ、対大学勢との対戦は50連勝でストップした帝京大ですが、そうはいっても、大学選手権では断トツの優勝候補となるでしょう。プール戦では帝京大に対抗するチームはいないと思われます。帝京大の場合、単に勝つだけでなく、選手層も厚く、どの選手が出ても同じクオリティが保てるのも大きいです。目指している部分も学生とは異なっているため、大学選手権での勝利だけでなく、日本選手権も念頭においているのも帝京大だけでしょう。

その他のチームではリーグ戦3位の中央大がどこまで提供に迫れるかというところ。47年ぶり出場の関西大学と、関東リーグ戦5位の法政大学も2位に食い込む力はあるので、その他3チームの対戦も注目です。

プールB

プールBは東海大学・天理大学・早稲田大学・朝日大学の4チームの対戦です。このプールの本命は帝京大学の対抗馬とされている東海大学。とはいえ、関西リーグ2位の天理大や関東対抗戦4位の早稲田大も1位での勝ち抜けを目指しているため、簡単にはいかないプールとなりそうです。

このプール本命となる東海大は関東リーグ戦を全勝優勝で、大学選手権に出場。元々フィジカルの強いチームではありますが、バックス陣には快速選手も揃っているため、FWもBKも好選手が揃っています。帝京大にフィジカルで勝負できるチームは少ないですが、それに匹敵するのが東海大といっても良いでしょう。

これに対抗するのは、天理大と早稲田大。天理大は関西リーグで最終戦で敗れ、2位ながらも安定したディフェンスと献身的なFWの動きとバックス展開で関西リーグでは2強の一角をなしていました。関東相手にどこまでブレイクダウンで通用するか、がポイントになりそうです。また、早稲田大は今年は序盤は苦しんだ試合も多かったものの、怪我をしていた選手も復活してきており、戦力は揃ってきました。W杯出場の藤田選手も合流しており、チームは上り調子です。初戦の天理大に勝利し、最終戦の東海大に勝利して、ベスト4入りを目指したいとこrでしょう。

その他4大会連続出場となる朝日大は、大学選手権常連となってきました。昨年度は初の勝ち点を獲得して、2ndステージからの出場を獲得。年々力をつけてきており、なんとか初勝利を挙げたいところです。

プールC

プールCは同志社大学・筑波大学・大東文化大学・慶應義塾大学で争います。このプールは一番の混戦が予想されるグループです。このプールの勝ち抜けは対抗戦で帝京大に勝利した筑波大が有力かと思いますが、関西リーグを8年ぶりに制した同志社大、昨年度ベスト4の慶應義塾大、選手権常連の大東文化大が揃っており、これらのチームにもチャンスがありそうです。

このプールで有力とされている筑波大。昨年度は準優勝でしたが、今年は徐々に勢いをつけてきており、対抗戦では帝京大に4年ぶりに勝利しました。帝京大戦でもそうですがブレイクダウンの強さが際立っており、シーズンが深まるごとに強くなっている印象です。

対抗するのはまず、関西リーグを8年ぶりに制した同志社大。こちらもシーズン後半にかけて力をつけてきています。関西からはこの形式になってからは2ndステージを勝ち抜けたチームはおらず、関東のブレイクダウンに対抗して勝利することができるでしょうか。

また、昨年度ベスト4の慶応大は対抗戦5位も昨年も対抗戦4位からベスト4に進んでおり、チャンスはあります。大東文化大も留学生や強力なFWを中心に得点力がありこのプールをかき回していく可能性があるチームでしょう。

プールD

プールDは明治大・流通経済大学・立命館大学・京都産業大学の4チームで構成されています。このプールでは帝京大と並んで対抗戦優勝(選手権では対抗戦2位扱い)となった明治大が抜け出し、それを関東リーグ戦2位の流通経済大が追いかける展開になりそうです。

明治大は、今年帝京大には敗れたものの6勝1敗で対抗戦優勝。昨年度はシーズン後半に失速したところもありますが、今年はここまで良い仕上がりできています。明治の場合、後半のフィットネスに課題があって、後半に競り負ける試合も近年は多かったものの、今年はフィットネスが持続している印象。各ポジションごとに選手も揃っており、まずはプールを勝ち抜けたいところです。

対抗するのは流通経済大。リーグ戦は最終戦で東海大に惜しくも敗れたものの2位。荒々しいところはあるものの、力強い選手が多く、個々人の突破力もあり、得点力のあるチームのため、乗せてしまうと一気に流れをつかんでいきそうです。明治大に勝利して、初のベスト4を目指す選手権となります。

関西リーグから出場の立命館大、京産大は関東相手にどこまで粘った試合ができるかがポイントでしょう。立命館は粘り強いディフェンスからボールを奪ってチャンスを作っていく場面が増やすこと、京産大はセットプレー・モールでの強みを生かした試合を作って明治、流経に対抗したいところです。

全体として

全体としてはプールAの帝京大はほぼ確実かと思いますが、それ以外のプールはまだまだどこが抜けるか分からないです。いずれにしても大学選手権は対帝京大というのがどのチームも目標になるかと思いますので、まずは2ndステージを勝ち抜いて帝京大への挑戦権を掴んで、年明けを目指すチームが多いでしょう。

最後に

大学選手権の2ndステージは12月13日(日)からまずは2ndステージが始まります。13日、20日、27日と年内で2ndステージ3試合を各大学は戦ってから、翌2016年1月2日の準決勝・1月10日の決勝へと進んでいきます。

日本代表の活躍もあってか、トップリーグでも下位と思われるチームが上位チームを倒す試合も見られています。大学選手権でもどの大学もチャンスはあるかと思いますので、まずは年明けの準決勝進出に向けて各大学の予選プールでの活躍を期待しています。

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